送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。


因島テレビ・FM中継局  2012年6月撮影

因島中継局は、因島の南部の天狗山にあります。(天狗山は、因島浅間山とも呼ばれているようです。
また、中継局の周囲は、公園として整備されているようです。)

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

開局はNHK・RCC・HTVが同時に1966年1月、HOMEが1970年12月、TSSが1975年9月です。

局舎と鉄塔は、NHK・RCC・HTVの3社共用とHOME・TSSの2社共用の2グループです。
送信アンテナは、NHKは単独で2波共用4L1段4面、RCCとHTVは共用の4L1段4面。(上段がNHK)
HOMEとTSSは、個別に4L1段4面です。(上段がHOME)

親局は全社、三原中継局です。受信アンテナはNHKは単独(2波共用)の1.8mグリットパラボラ、
RCCとHTVは共用の1.8mグリッドパラボラ、この2基は送信点から約350m離れた場所にありました。
一方、HOMEとTSSは共用の2.4mグリッドパラボラです。こちらは、送信点と同じ場所です。

以上のアナログ設備は、すべて撤去済みのようです。

2007年10月末にデジタル化されました。

デジタル化に際しては、アナログのNHK・RCC・HTV3社共用局舎・鉄塔を継続使用したようです。(全社共用になりました。)

また、当中継局には、NHK−FM中継局が併設されています。開局は1970年3月です。


それでは、画像で紹介します。


遠景です。

 


上記の位置からの拡大です。

別角度から。FMアンテナもあります。
 

全社共用デジタルテレビ中継局


全景です。

局舎入口です。

設備の様子を観察しますと、アナログ設備は見当たらないようです。撤去済みと思われます。

アナログ時代とデジタル化後の資料を見比べると、アナデジサイマル時代の送信アンテナは、NHKアナログの位置に
アナデジ兼用アンテナが設置されていたようです。アンテナは現在もそのまま、継続かもしれません。

 


別角度から。

表札です。

デジタル送信アンテナは全社共用の4L1段4面です。鉄塔にある2基のパラボラは受信と送信です。
大きな2mプレートパラボラは全社共用宇根山固定局TTL受けです。
小さな90cmプレートパラボラはNHK単独の因島田熊局向けTTL送信用です。

 


左・田熊局送りTTL
右・宇根山固定局受けTTL

別角度から。
 

 


送信アンテナです。

拡大しました。

 


GPSです。
 


NHK−FM中継局

因島中継局には、NHK−FM中継局も設置されています。


FM鉄塔です。

別角度から。

NHK−FMの送信アンテナです、3素子1段3面です。

FM機器はテレビ局舎にありますが、鉄塔は独立して少し離れた場所にあります。

 


FMアンテナは、3素子八木3面です。

別角度から。

 


銘板がありました。

 

付近に八木アンテナがあります。FM受信用だと思われます。

資料では5素子八木アンテナ1列2段で高見山を受けていることになっていますが、実際は2段ではなく2列のようです。
 



付近には、支柱の下半分があります。多分HOME・TSS共用アナログ中継局の送信鉄塔と思われます。

支柱を残してあると云うことは、再利用するのでしょうか。 ← その後、FMおのみち因島中継局として再利用されました。(追記)
 



因島田熊中継局方向です。

 


上記画像の真ん中を拡大しました。中継局が見えます。

 


こちらは、形状から見て因島三庄(みつのしょう)中継局と思われます。
この中継局は、デジタル化されず廃局になりました。

ここで、かつての因島三庄中継局について書いておきます。

当中継局は、老舗3社(NHK・RCC・HTV)のみの設置です。開局はNHKが1976年1月、
RCCとHTVは1981年10月の同時開局です。鉄塔は全社共用、局舎はNHKと民放に分かれています。

送信アンテナは、NHK2波共用と民放2社共用に分かれ、どちらも2L1段3面です。(民放が上段)
受信は送信点で、NHKが2波共用3mグリッドパラボラ、民放も2社共用90CRにて、 全社因島中継局受けです。

 


天狗山には三角点かあります。

 


山頂から見た瀬戸内海の風景です。 正面は生名島(愛媛県)です。     合成画像
右端に写っているのは、しまなみ海道の生口橋です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル

48ch , 15ch

38ch 50ch , 19ch 62ch 60ch 33ch
出力 各局とも 10W

追加の1519chの出力は7Wです。 なお、この2チャンネルは補間波と思われますが、経緯については
分かりませんでした。多分、一部地域で主チャンネルに混信があったのでしょう。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

NHK−FM  83.5MHz   1W

広島FMは中継局を設置していません。


デジタル NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 42ch 44ch 16ch 17ch 29ch 28ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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