送 信 塔 見て歩き
岡山県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します


英田テレビ中継局    2023年9月撮影

英田(あいだ)中継局は 美作市福本の高台に設置されています。英田小学校の東側です。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。
当中継局の開局は、NHKが1973年10月、RSKとOHKは同時に1975年2月です。TSCと高松に本社を置くRNC、KSBは開局していません。

中継局は、三角鉄塔に各社個別の機器(鉄塔は全社共用)の構成です。
送信アンテナは、NHKと民放の2グループに分かれて、どちらも4L1段2面の形式です。(NHKが上段)
受信は各社とも送信点で、NHKは2波共用2.4mグリッドパラボラにて周匝(すさい)中継局受け、RSKは12素子八木にて津山中継局受け、
OHKは3mグリッドパラボラにて津山中継局受けです。

なお、NHKでは、1980年10月に親局を変更しているようです。これは、前年に周匝中継局が開局したためと思われます。
(未確認ですが、それ以前の親局は他局と同じ津山中継局と思われます。)

2010年5月末にデジタル化されました。アナログ同様、岡山老舗局のみの開局です。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。
 


山の全景です。

 


中継局を拡大しました。
  


それでは、直接訪問の画像です。


全景です。

 

鉄塔を角度を変えて2枚。 受信アンテナが目立ちます。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 全社共用5素子リングアンテナ1段2面です。

 

受信アンテナを角度を変えて2枚。 ハイチャンネルとローチャンネルに分かれているようです。(NHKと民放の別か?)

 


敷地の様子です。

 

機器を角度を変えて2枚。

 


監視用機器のアンテナです。 2本見えます。

 

隣接地に不審な空き地があります。 角度を変えて2枚。
 

他サイトのアナログ時代の画像と見比べると、このコンクリートの場所に、三角鉄塔と地上に建つNHKのグリッドパラボラ、
RSKの12素子八木アンテナがあったのが確認できます。 アナログ跡と推察されます。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RSK OHK
チャンネル 50ch 52ch 48ch 46ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RSK OHK
チャンネル 40ch 42ch 38ch 44ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

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