送 信 塔　見て歩き
岡山県 ・ 中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します

神根テレビ中継局　　　２０２３年９月撮影

神根（こうね）中継局は、備前市吉永町神根本の神根神社がある高台に設置されています。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。
当中継局で開局していたのは、ＴＳＣを除く岡山各局のみです。開局は全社同時に１９７８年６月です。

パンザマストにボックスと云うミニサテ局です。
送信アンテナは、全局共用５素子リングアンテナ２段２面です。
受信は、各社とも送信点から北北西に約４００ｍ離れた山中にアンテナが設置されています。
ＮＨＫ−ＧとＲＳＫは２波共用８素子八木、ＮＨＫ−Ｅは５素子八木２段、ＯＨＫは１６素子リングアンテナ２列２段にて全局金甲山受けです。

２０１０年３月末にデジタル化されました。デジタルでは、アナログで開局していなかったＴＳＣと高松２局も開局しています。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。
 

遠景です。

中継局を拡大しました。

鉄塔上部です。

送信アンテナを拡大しました。 アナログ同様、５素子リングアンテナ２段２面です。

なお、受信はアナログと同じ場所で１６素子リングアンテナ４列にて、「ＮＨＫ２波・ＯＨＫ・ＫＳＢ」と「ＲＳＫ・ＴＳＣ・ＲＮＣ」の
２グループに分かれて金甲山を放送波受けです。　なぜこの組み合わせなのか、判然としません。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

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