送 信 塔 見て歩き
岡山県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します


備前塩田テレビ中継局    2023年9月撮影

備前塩田中継局は、和気郡和気町塩田の塩田郵便局裏の高台に設置されています。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、TSCを除く岡山各局は同時に1976年3月、TSCと高松2局は同時に1987年3月です。
開局時期は離れていますが、全社共用のミニサテ局です。

送信アンテナは、 全社共用5素子リングアンテナ1段2面です。
受信は、全社とも南東に約500m離れた高台(グーグルマップでは、お寺山と表示の場所)でNHKとRSK・RNCは
12素子八木 (NHK−GとRSK、RNCは共用?。)
OHK・TSC・KSBは3社共用20素子八木アンテナにて、全社金甲山受けです。

2009年12月末にデジタル化されました。デジタル中継局はアナログ中継局の隣接地に全社共用で、
アナログと同じ形式の ミニサテ局を新築しました。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。
 


遠景です。

 


中継局を拡大しました。
 


ここからは、直接訪問です。


全景です。

 

鉄塔を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナは、5素子リングアンテナ1段2面です。 角度を変えて2枚。

 


機器です。

補助金シールがあります。

 
ところで、当中継局の受信点ですが、アナログ時代には金甲山を親局としていましたが、デジタルでは周匝(すさい)中継局を
親局にしているため、場所が異なります。

デジタルの受信ポイントは、送信点から西へ約850m離れた吉井川が大きく蛇行している内側付近です。 (グーグルストリートビューにリンク)

受信アンテナは、16素子リングアンテナ4列2段で、NHKと民放の2セットのようです。
(2つに分かれているのは受信チャンネルの関係かと思われます。)

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RSK OHK TSC RNC KSB
チャンネル 55ch 51ch 61ch 49ch 57ch 53ch 59ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RSK OHK TSC RNC KSB
チャンネル 38ch 40ch 39ch 42ch 44ch 41ch 43ch
リモコン
出力 各局とも 0.01W

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