送 信 塔 見て歩き
岡山県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します


足守大井テレビ中継局    2025年1月撮影

足守大井中継局は、岡山市北区足守の通称・鍛冶山(かじやま)に設置されています。
この山には山頂部が2つあり、北峰に当中継局や携帯電話基地局が設置され、南峰には中世の山城跡があります。

岡山空港の南西 約4km辺りの高地です。国土地理院の地図には山の名前はありませんが電波塔マークが2つあります。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。NHKと岡山老舗2社のみの置局です。
アナログ時代、NHKは備中大井と名乗っていました。(民放は以前から足守大井です。)

開局は、NHKが1973年3月、RSKが1977年8月、OHKが1978年11月です。
送信鉄塔は共用、局舎はNHKと民放の2グループに分かれて設置されています。

送信アンテナは、 NHKと民放の2グループに分かれており、どちらも4L1段2面です。(NHKが上段)
受信は、全社送信点でNHK−Gは8素子八木、NHK−Eは8素子八木2列1段、RSKは8素子八木、
OHKは2.4mグリッドパラボラにて全社金甲山受けです。

当中継局では、NHK−Gがアナアナ変更の対象でした。

2009年7月末にデジタル化されました。デジタル中継局もNHKと岡山老舗2社のみの開局です。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。



遠景です。

 


拡大しました。

 


送信鉄塔の遠景画像です。
 


ここからは、直接訪問です。


全景です。

 

鉄塔の見上げショットです。 角度を変えて2枚。

 

送信アンテナは、アナログ時代と同様に4L1段2面です。 角度を変えて2枚。

 


敷地の様子です。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。

 


受信のオフセットパラボラです。

モニターアンテナです。

受信は、上記4波共用オフセットパラボラにて金甲山放送波受けです。

 


ラックです。

 


GPSが複数個所にあります。
 

 

鉄塔基部と銘板です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RSK OHK
チャンネル 54ch 56ch 62ch 60ch
出力 各局とも

1W

当中継局では、NHK−Gがアナアナ変更の対象でした。変更前のチャンネルは58chです。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RSK OHK
チャンネル 49ch 47ch 19ch 51ch
リモコン
出力

各局とも

0.1W

©2025 送信塔見て歩きWeb