送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
岡山県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します

玉島南テレビ中継局　　　２０２５年１月撮影

玉島南中継局は、倉敷市玉島黒崎の妙見山に設置されています。ＪＲ山陽本線・金光駅の南東約３ｋｍです。
国土地理院の地図には山の名前はありませんが、136.1の三角点と神社のマークがあります。
また、瀬戸内海に近い場所です。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。ＮＨＫと岡山老舗２社、それとＫＳＢが置局の変則的な中継局です。

開局は、ＮＨＫとＯＨＫが同時に１９７６年１月、ＲＳＫが１９７８年６月、ＫＳＢが１９８６年４月です。
中継局は岡山各局共用とＫＳＢ単独の２グループに分かれて設置されています。

送信アンテナは、全社４Ｌ２段１面＋４Ｌ１段１面（垂直偏波）の構成です。
岡山局ではＮＨＫは２波共用とＲＳＫ・ＯＨＫ２社共用（民放が上段）に分かれています。

受信は、全社送信点でＮＨＫ－Ｇは８素子八木、ＮＨＫ－Ｅは８素子八木２列１段、ＲＳＫは１２素子八木、
ＯＨＫとＫＳＢは個別の１．８ｍグリッドパラボラにて全社金甲山受けです。

当中継局では、ＮＨＫ－Ｇがアナアナ変更の対象でした。

２０１０年４月末にデジタル化されました。デジタルでは、民放各社は撤退しＮＨＫのみの開局です。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。

遠景です。

拡大しました。

送信鉄塔の遠景画像です。

ここからは、直接訪問です。

全景を角度を変えて２枚。

鉄塔の見上げショットを角度を変えて２枚。

送信アンテナは、アナログ時代と同じ形式と思われます。（資料が無く未確認です。）

敷地の様子です。

局舎を角度を変えて２枚。

表札です。

受信のオフセットパラボラです。　金甲山受けと思われます。

モニターアンテナです。

ラックとＧＰＳです。

鉄塔の銘板です。

アナログ跡地と思われます。

中継局データ

当中継局では、ＮＨＫ－Ｇがアナアナ変更の対象でした。変更前のチャンネルは５５ｃｈです。

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。