送 信 塔 見て歩き
和歌山県 ・ 中継局

N様提供の画像で紹介します。


民放5社共用テレビ中継局・WBS FM補完中継局併設  2021年7月撮影

全景と鉄塔の拡大を2枚。 アナログ時代には、鉄塔中間部に妙見山固定局受けの3mプレートパラボラが設置されていました。
デジタル化された現在は、受信アンテナは見当たりません。

という訳で、ここでアナログ時代の妙見山固定局の説明です。

妙見山は、三重県南牟婁郡御浜町神木(こうのぎ)地区にある標高が約630mの山です。固定局は山頂のやや西側に設置されていたようです。
開局は新宮中継局と同時です。

受信は、民放4社のうちKTV以外の3社は個別の12素子八木2列1段、KTVは12素子八木2列2段にて生駒山受けです。
(受信ポイントは、ABCとYTVは送信点近く、MBSとKTVは約100m離れた地点です。)
4社共用の2mプレートパラボラにて約20km離れた新宮中継局へSHF送信しています。

登山系HPの2009年12月の山行記録に、それらしい受信施設の画像がありました。


中継局の紹介に戻ります。

送信アンテナを角度を変えて3枚。 こちらもアナデジ兼用タイプと思われます。

 

こちらは、WBS FMの送信アンテナです。 角度を変えて2枚。

 


敷地の様子です。

 


こちらは、テレビ局舎です。

別角度から。

 


表札があります。
こちらは、WBS FMの局舎です。角度を変えて2枚。

テレビのモニターアンテナです。

FMのモニターアンテナです。

GPSです。
新宮中継局の民放側には、親局受信アンテナがありません。
どこにあるかと云えば、NHKと共用で約1km離れた場所で大雲取固定局を受信しています。  WBS FMも同じかと思いますが、資料が無く未確認です。

 

中継局データ

アナログ MBS ABC KTV YTV WTV
チャンネル 36ch 38ch 40h 42h 34ch
出力 各局とも 100W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

WBS FM補完中継局   94.2MHz  50W


デジタル MBS ABC KTVYTV YTV WTV
チャンネル 16ch 38ch 42ch 14ch 34ch
リモコン 10
出力 各局とも 10W

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