送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
和歌山県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

下津テレビ中継局　　２０２１年６月撮影

下津中継局は、海南市下津町下津の赤松山に置局されています。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。
開局はＮＨＫが１９６６年９月、大阪民放４社が１９７２年８月、ＷＴＶが１９７９年３月です。ＮＨＫと民放の２グループに分かれて設置されています。

ＮＨＫの送信アンテナはＧ・Ｅ個別で、どちらも２Ｌ１段３面（上段がＧ）です。
受信は２波共用１．８ｍグリッドパラボラにて海南中継局受けです。

民放の送信アンテナは、全社共用２Ｌ１段３面です。受信は、全社共用２．４ｍグリッドパラボラにて海南中継局受けです。

デジタルテレビの開局はＮＨＫは２００９年３月末、民放は同年５月１日です。（なぜか同時ではありません。）

それでは、現在の様子を紹介します。　今回は遠景画像のみです。

下津港湾合同庁舎前からの遠景です。

拡大しました。

ＮＨＫ鉄塔です。

民放鉄塔です。

ＮＨＫ中継局は、局舎はアナログからの継続、鉄塔は新築です。送信アンテナは、２波共用２Ｌ１段３面、受信は２波共用２ｍプレートパラボラにて
海南テレビ中継局に併設の岩屋山固定局ＴＴＬ受けです。

一方、民放中継局は、鉄塔はアナログからの継続、局舎は新築のようです。送信アンテナは、５社共用２Ｌ１段３面です。
受信は大阪民放４社は、共用２ｍプレートパラボラにて有田固定局ＴＴＬ受け、ＷＴＶは１６素子八木２列にて海南中継局を放送波受けです。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。