送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
和歌山県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

新宮佐野テレビ中継局　　２０２１年７月撮影

新宮佐野中継局は、新宮市三輪崎の光洋中学校屋上に設置されています。新宮中継局の電波が遮られる
新宮市佐野地区に向けての中継局です。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。
全社同時に１９７８年６月に開局しています。全社共用の自立円柱にミニボックスという構成です。（ミニサテ局です。）

送信アンテナは全社共用８素子リングアンテナ３段１面（垂直偏波）です。
受信は１６素子リングアンテナにて新宮中継局受けです。

２０１０年１０月にデジタル化されました。デジタルではＮＨＫのみ開局し、民放各社は開局せず、廃局になりました。）

それでは、現在の様子を紹介します。

中学校の校舎を角度を変えて２枚。

屋上のアンテナ鉄塔です。
防災無線のスピーカーも設置されています。

別角度から

送信アンテナをか聞く度を変えて３枚。　アナログと同じ形式です。　西方向に向いています。

受信アンテナです。

拡大しました。

当中継局では、アナログ・デジタルとも、送受信チャンネルが同じです。　送受信方向が反対なのと、受信アンテナを陰の位置に設置できるから可能と思われます。

送受信アンテナの位置関係です。　左・受信アンテナ、右・送信アンテナです。

正門から見た校舎です。

門に表札もあります。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

デジタルでは、民放各局は開局せず廃局になりました。

当中継局では、２０１２年７月にチャンネルリパックが行われました。開局当初のチャンネルはＧが２３ｃｈ、Ｅが１３ｃｈでした。