送 信 塔 見て歩き
和歌山県 ・ 中継局

N様提供の画像で紹介します。


南部川テレビ中継局  2021年6月撮影

南部川(みなべがわ)中継局は、日高郡みなべ町熊岡の高台に設置されています。辺りはみかん畑です。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。

開局はNHKが1970年5月、民放5社が1993年3月です。NHKと民放の2グループに分かれて設置されています。

送信アンテナは、グループごとに共用4L1段4面です。

受信は、NHKは2.4mグリッドパラボラにて槇山中継局受け(NHKは1993年2月に親局を変更しているようです。←以前の親局は未確認です。)
民放は全社共用の2.4mと1.8mの2基のグリッドパラボラにて田辺中継局受けです。(民放側では、1995年3月に受信アンテナを変更しているようです。)

MBSは、アナアナ変更の対象でした。

2009年3月末にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を紹介します。なお、最終ルートが不明につき、すぐそばからの遠景です。


デジタルもNHKと民放は、別々に整備しています。


遠景です。

 


上記場所からの拡大です。
 



別角度からの遠景です。

 


上記場所からの拡大です。
 



さらに別の場所からの拡大です。
 


NHK中継局

NHKは、デジタル中継局を新築したようです。


遠景です。

鉄塔を拡大しました。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 2波共用4L1段4面です。  右画像は、親局受信パラボラです。

NHKの番組伝送は2mプレートパラボラにて槇山固定局をTTL受けです。


民放共用中継局

民放は、アナログ中継局を継続利用です。


遠景です。

鉄塔を拡大しました。

 

この4L1段4面はアナデジ共用アンテナのようです。 サイマル時代には10波発射されていたようです。

  


こちらは、上段のパラボラの拡大です。
民放の番組伝送は、2.4mグリッドパラボラ2基によるスペースダイバシテイです。
アナログと同じく 田辺中継局を放送波受けです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV WTV
チャンネル 44ch 46ch 36ch 28ch 30ch 32ch 26ch
出力 各局とも 3W

MBSはアナアナ変更の対象でした。以前のチャンネルは24chです。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV WTV
チャンネル 21ch 19ch 40ch 38ch 48ch 34ch 31ch
リモコン 10
出力 各局とも 0.3W

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