送 信 塔 見て歩き
和歌山県 ・ 中継局

N様提供の画像で紹介します。


橋本柱本テレビ中継局  2021年3月撮影

橋本柱本中継局は、橋本市柱本の柱本小学校北側の高台に設置されています。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。

全社同時に1982年6月に開局しています。パンザマストにミニボックスと云うミニサテ局です。

送信アンテナは、全社共用3素子リングアンテナ3段2面(垂直偏波)です。
受信は北東に約150m離れた地点で、全社共用16素子リングアンテナ2列2段にて橋本中継局受けです。
資料によると2000年3月に受信ポイントを今の場所に変更しているようです。(以前の場所がハッキリしませんが、送信点から北西方向に
約200m辺りらしいです。)

また当継局は、NHK−G・EとWTVがアナアナ変更の対象でした。旧チャンネルは、NHK−Gが52ch、Eが50ch、WTVが54chでした。

2010年2月にデジタル化されました。デジタルでも送受信点が離れています。

グーグルストリートビューでアナデジサイマル時代の様子を見ると、新たな鉄塔を建てる場所がなかったのか、
1本のパンザマストから突き出すようにして、もう1基のリングアンテナが設置されているのが分かります。

それでは、現在の様子を紹介します。


まずは、送信点からです。


中央の木立の中にあります。 同じ場所をグーグルストリートビューで見るとコンクリート会社の大きなサイトがあります。

 


拡大しました。

アンテナ部分が見えます。

 


全景です。

鉄塔を見上げてみました。

 

送信アンテナは、全社共用3素子リングアンテナ3段2面(垂直偏波)です。角度を変えて3枚。

 


敷地の様子です。 中継局は、墓地の一角にあります。

 

機器を角度を変えて2枚。

 


受信ポイントとは、ケーブルでつながっています。


続いて受信設備です。東に離れた畑の中です。


全景です。

 

鉄塔と受信アンテナの拡大を2枚。 全社共用16素子リングアンテナ4列です。橋本中継局放送波受けです。  送受信点が離れているため、同じチャンネルです。

 


敷地の様子です。

機器です。

 


送受信ポイントの位置関係です。 送信点は左の木立、受信点は右側です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV WTV
チャンネル 38ch 30ch 62ch 56ch 58ch 60ch 40ch
出力 各局とも 0.1W

継局は、NHK−G・EとWTVがアナアナ変更の対象でした。旧チャンネルは、NHK−Gが52ch、Eが50ch、WTVが54chでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV WTV
チャンネル 28ch 32ch 42ch 36ch 44ch 34ch 46ch
リモコン 10
出力 各局とも 0.01W

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