送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
和歌山県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

御坊富安テレビ中継局　　２０２１年６月撮影

御坊富安中継局は、御坊市湯川町富安の亀山と呼ばれる里山の北側中腹に設置されています。

最初にかつてのアナログ中継局の説明です。

全社同時に１９７８年５月の開局です。また、全社共用のパンザマストにミニボックスと云うミニサテ局です。

送信アンテナは、全社共用５素子リングアンテナ２段２面（垂直偏波）です。
受信は、こちらも全社共用１６素子リングアンテナ２列にて御坊中継局受けです。
（アナログでは、受信・送信チャンネルがすべて同一でした。
送信点で受信していたようですが、どのような仕組みだったかは不明です。）

２００９年１２月末にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を紹介します。

山中から見たアンテナです。

拡大しました。

鉄塔上部の拡大です。

送信アンテナです。

別角度から。

敷地の様子です。

デジタル中継局は、アナログ中継局の隣に、同じ形式で設置されたようです。

機器を角度を変えて２枚。

続いて、受信アンテナです。

受信アンテナは、約２０ｍ離れた藪の中にあります。　角度を変えて２枚。

形式は、１６素子リングアンテナ２列２段が２セットです。親局の御坊中継局のチャンネルが離れているＭＢＳのみ単独受信です。
（御坊中継局を親局とする中継局の受信アンテナは、すべてこのパターンと思われます。）

山頂部は亀山城跡として、公園が整備されています。　中世の山城らしいです。

案内板もあります。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。