送 信 塔 見て歩き
奈良県 ・ 中継局
受信点は、N様提供の画像です。


桜井慈恩寺テレビ中継局  2013年5月撮影、受信点2018年10月撮影

桜井慈恩寺中継局は、桜井市朝倉台西4丁目の住宅団地内の外れ、雑木林の中にひっそりとありました。すぐ下を「近鉄・大阪線」が通っています。
サービスエリアは、この団地ではなく、北側の低地に向けて電波が発射されています。(当団地は高台です。)

2010年12月にデジタル化されました。訪問時には、既にアナログ設備は撤去済みのようでした。


住宅街向かい側の雑木林を駆け上り、最高地点から見た風景です。携帯電話基地局の向こうに見えます。


ここで、かつてのアナログ中継局の様子です。全社共用の中継局です。
送信アンテナは、8素子リングアンテナ1段3面が2セット(NHK−G・MBS・ABC・TVNとNHK−E・KTV・YTVの2グループ)
受信は別の場所でNHK−GとTVNが共用の16素子リングアンテナ2列2段で宇陀受け、NHK−Eと大阪民放は共用の8素子八木で
生駒山受けでした。

デジタルも送信アンテナは、ローチャンネルとミドルチャンネルの2グループに分かれていると思われます。

それでは、画像で現在の様子を紹介します。



携帯基地局の横を下ると中継局です。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 


鉄塔です。
樹木に阻まれて、さがれないので合成画像での全景です。

 


携帯電話は、NTTドコモのものでした。

 


中継局には、電力線以外に通信線も繋がっているようです。

鉄塔に受信アンテナがありませんでした。アナログ同様に別の場所での受信のようです。

受信ケーブルらしいものがありましたので追いかけようとも思いましたが、住宅地に長時間駐車するとマズイと思い諦めました。
受信点は、約600m離れた「近鉄大和朝倉駅」南側高台にあるようです。

 


北側の国道沿いから見た遠景です。(分かり辛いですが、中継局は画像中央部の突起です。)


N様より受信点の画像の提供を受けました。紹介します。

受信点は、大和朝倉台駅南側の古墳斜面にあるとのことです。


ふもとからの遠景です。

 


拡大しました。

 

アンテナの全景です。

 

基礎部分と機器です。
アナログ時代と同じくNHK−GとTVNが宇陀中継局、NHK−Eと大阪民放は生駒山受けと思われますが、最終確認は取れていません。

 


埋設表示です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV TVN
チャンネル 48ch 58ch 42ch 44ch 60ch 62ch 46ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV TVN
チャンネル 30ch 13ch 16ch 15ch 17ch 14ch 32ch
リモコン 10
出力 各局とも 0.01W

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