送 信 塔　見て歩き
兵庫県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。

篠山福井テレビ中継局　　２０１６年１２月撮影

篠山福井（ささやまふくい）中継局は、篠山市福井にあります。
ここは以前、酒造メーカーの大関丹波工場があった場所です。ただし、デジタル中継局が開局した ２０１０年３月時点では、
既に工場は操業を停止し、２０１５年５月までに更地となりました。現在は太陽光発電所（メガソーラー）になっているとのことです。
当然、既にアナログ中継局もありません。

また、このような経緯につき、アナログとデジタルでは、同じ敷地内ですが設置場所が異なっています。

最初に、かつてアナログ中継局の説明です。
全社同時に１９７７年３月に開局しています。 中継局は工場敷地北側のタンク上に設置されていました。
自立鉄塔にミニボックスというミニサテ局です。

送信アンテナは、全社共用５素子リングアンテナ１段３面です。
受信アンテナは中継局から、北へ約１１００ｍ離れた高台にあります。豊林寺と云う寺の北東側です。
全社共用１６素子リングアンテナ２列２段で篠山中継局受けです。

それでは、画像で現在の様子を紹介します。

アナログと同じ、全社共用５素子リングアンテナ１段３面です。 送信アンテナを角度を変えて２枚。

受信点とを結ぶ光ケーブルです。

受信点の遠景です。

受信鉄塔です。

別角度から。

この場所で篠山中継局が受信できるのならば、アナログもここで受信すればよかったのに、なぜ高台なのかが謎です。
混信でもあったのでしょうか。

受信アンテナです。　１６素子リングアンテナ４列です。

受信機器と銘板です。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

Copyright ©2016 mitearuki.  All rights reserved.