送 信 塔 見て歩き
兵庫県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


青垣テレビ中継局  2016年12月撮影

青垣中継局は、丹波市青垣町の大箕山(おおみやま)の山頂部にあります。
デジタル化されたのは、NHKが2009年12月、民放5社は2010年3月です。

最初に、かつてアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKは1973年3月です。民放5社は、全社同時に1992年4月です。民放は新しい中継局です。
NHKと民放の2グループに分かれて中継局は設置されています。

送信アンテナは、すべて2L1段4面です。NHKは2波共用、民放は上から、KTVとYTVの共用、MBS・ABC・SUNの3社共用です。

受信はNHK−Gが約60m離れた地点で、1.8mグリッドパラボラ2列にて摩耶山(神戸基幹局)受け、
NHK−Eと大阪民放4社は送信点で、個別の12素子八木2列(KTVのみ12素子八木2列2段)にて生駒山受け、
SUNは送信点で1.8mグリッドパラボラにて摩耶山(神戸基幹局)受けです。

それでは、画像で現在の様子を紹介します。デジタルでもNHKと民放は別々に中継局を整備しました。

訪問当日の大箕山山頂付近は大雪だったようです。 画像をありがとうございます。



ふもとからの遠景です。山頂付近は雪です。

 


鉄塔を拡大しました。


NHK中継局

中継局の全景と鉄塔の拡大です。

NHKでは、デジタル化に際して局舎を新築し、鉄塔はアナログからの継続です。

デジタル送信アンテナは、アナログアンテナの下に取り付けられました。 アナログアンテナは撤去済みです。

 

送信アンテナです。2波共用2L1段4面です。 角度を変えて2枚。

 


受信パラボラです。

モニターアンテナです。

番組伝送は、2波共用1.2mプレートパラボラにて氷上固定局TTL受けです。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 

表札と鉄塔の銘板2種類です。

 


ラックです。


民放中継局

中継局の全景と鉄塔の拡大です。民放では、デジタル化に際して、アナログ中継局を継続利用です。

 


正面の様子です。民放中継局撮影時は天候が悪かったようです。

 

さらに鉄塔を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナです。角度を変えて2枚。

デジタル送信アンテナは、下段のアナログアンテナを上段に集約し、空いた場所に取り付けられました。

 


受信パラボラです。

GPSです。

モニターアンテナです。
番組伝送は、全社共用1.2mプレートパラボラにて粟鹿山固定局TTL受けです。

 

局舎を角度を変えて2枚。
 


山頂の看板です。

 


山頂付近です。モノラックのレールが敷かれています。

ふもと側には雪は無いようです。

訪問当日は西日本まで寒気が流れており、関西でも少し高い山では積雪していたのですね。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 57ch 55ch 21ch 61ch 27ch 29ch 59ch
出力 各局とも 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 46ch 48ch 32ch 31ch 34ch 20ch 18ch
リモコン 10
出力 各局とも 1W

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