送 信 塔 見て歩き
兵庫県 ・ 中継局


神戸楠谷テレビ中継局  2012年11月撮影(匿名希望様提供)、2015年7月撮影
                    一部、匿名希望様提供の画像で紹介します。

神戸楠谷中継局は兵庫区楠谷町の神戸市水道局鉄塔にあります。サンテレビを除き、2010年11月にデジタル化されました。
(サンテレビは、基幹局と神戸生田局のエリアのため中継局を設置していないものと思われます。)

最初にアナログ中継局の説明です。

当中継局は、1981年3月に全局同時開局です。水道局鉄塔に送信アンテナがあります。全社共用の5素子リングアンテナ2段1面です。
受信アンテナと親局は、NHK−GとSUNは共用16素子リングアンテナで神戸生田局受け、NHK−Eと大阪民放4社は神戸生田局が
開局していないため、全社共用8素子八木アンテナで生駒山受けです。

それでは、デジタル中継局を画像で紹介します。


すぐ南側の宇治川沿いから見た遠景です。

 


水道施設の入口付近から撮影。

少し別角度から。

 


これが送信アンテナです。

何処に付いているかというと、2つのパラボラの間です。

よく見ると、向かって左寄りのちょうどセンター部分の塗装が剥げています。多分、ここに同じ形式のアナログ送信アンテナが、
取り付けられていたものと思われます。


受信アンテナです。
建物の屋上の東側隅にあります。

左の八木アンテナなどは、水道設備のものと思われます。
また、VHFアンテナが残っています。


拡大しました。

下方の画像と見比べると、アナログアンテナが撤去済みです。

 


以下は、匿名希望様からの提供画像です。受信アンテナのみです。 2012年11月撮影


左がアナログ、右がデジタル受信アンテナと思われます。
この時点では、アナログ設備が残っていたようです。

 


アナログ受信アンテナです。
NHK−Gとサンテレビは共用で、16素子リングアンテナ
1列1段で神戸生田局を受けでした。
他の局は、8素子八木で生駒山受け。

デジタル受信アンテナです。
こちらの画像のほうが、向きの違いがよく分かります。
上が、生駒山受けアンテナ。
下が神戸生田局受けアンテナです。

なお、手元の資料でアナログ受信アンテナは、NHK−Gとサンテレビは共用となっていますが、アナログ終盤では、
異なっていたようです。(親局NHK−Gのアナアナ変更の絡みかもしれません。)

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 51ch 49ch 53ch 55ch 57ch 59ch 61ch
出力

各局とも

0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV
チャンネル 22ch 13ch 16ch 15ch 17ch 14ch
リモコン 10
出力

各局とも

0.01W

サンテレビは、デジタルでは当中継局からは、送信していません。


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