送 信 塔 見て歩き
兵庫県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


姫路西テレビ中継局  2014年11月撮影

姫路西中継局は姫路市下手野1丁目の「鬢櫛山(びんぐしやま)」にあります。姫路市は地形が複雑なようで、
市内各所に中継局があります。
発表されているエリア図を見ると、姫路市の中心部のすぐ西側でヒトデのような形のサービスエリアです。
当中継局は、NHKは2008年4月、民放5社は同年6月にデジタル化されました。

まずは、アナログ時代の設備の説明です。

当中継局は、NHKが1967年4月、民放5局は1981年11月に同時開局です。また、NHK中継局は、
民放の開局に合わせて、総合テレビのチャンネル変更と両チャンネルのパターン変更を行っています。

中継局はNHK単独と民放共用が、約50m離れて別々設置されています。
送信アンテナは、NHKは2波共用の4L1段3面、民放は5波共用の4L1段3面。どちらも垂直偏波です。
中継局は山頂の北西側にあり、親局の姫路中継局を見通せないため、受信は約600m離れた山頂の
東側にNHKと民放別々の1.8mグリッドパラボラで受けています。

当中継局では、アナアナ変更が行われたようですが、内容は未確認です。

それでは、画像で現在の様子を紹介します。



遠景です。

 


全景です。両方の位置関係は、こうなっています。 手前・NHK中継局。奥・民放中継局


NHK中継局です。 

全景と鉄塔です。

 


送信アンテナです。

受信パラボラです。

デジタルでは中継局の位置でTTL受けのようです。
姫路局は見通せないと思われますので、西方向にある局からの伝送と思われます。(対向は龍野局TTLと思われます。)


中継局の規模の割に大きな局舎です。

表札です。

看板です、内容はアナログのままです。

 

鉄塔は、地面から建っています。銘板を見ると2008年製ですので、デジタル化で建てられたもののようです。
別サイトの画像ではアナログ鉄塔は、局舎の北側にあったようです。(デジタル鉄塔は局舎の西側です。)


短い距離のラックです。

国有地借用標があります。

 


続いて民放中継局です。


全景です。

鉄塔です。

送信アンテナです。

こちらの鉄塔は、アナログ時代からの継続のようです。 また、先端にあったアナログアンテナは取り外し済みです。

 


局舎です。

表札です。

放送局によって表札の株式会社の文字の大きさや社名の横幅が違うのが気になります。
開局時期が同じなのに、何でだ。

 


受信パラボラです。こちらも西に向いています。

GPSです。

こちらも受信は龍野TTL受けと思われます

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 41ch 39ch 43ch 45ch 33ch 35ch 37ch
出力 各局とも 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 22ch 13ch 16ch 15ch 17ch 14ch 26ch
リモコン 10
出力 各局とも 1W

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