送 信 塔 見て歩き
兵庫県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。
市川東川辺テレビ中継局 2016年12月撮影
市川東川辺(いちかわひがしかわなべ)中継局は、神崎郡市川町東川辺の高台にあります。
市川町役場東側の狭い地域をエリアにしています。 2010年10月にデジタル化されました。
最初に、かつてアナログ中継局の説明です。
全社同時に1979年12月の開局です。パンザマストにミニボックスと云うミニサテ局です。
送信アンテナは開局当初は、全社共用8素子リングアンテナ2段2面(垂直偏波)でしたが、アナログ終盤では、
全社共用8素子リングアンテナ2段2面+8素子リングアンテナ1段1面(どちらも垂直偏波)の構成になっており、
送信パターンが変更されています。また、送信チャンネルも変更されています。さらに、2000年代に入り
アナアナ変更もあったようです。(資料が飛び飛びで、詳細は未確認です。)
送信パターンの変更は、アナアナ変更のためなのか、それ以外の理由なのかは未確認です。
チャンネルの並びは、下方の「中継局データ」をご覧ください。
受信は、約450m離れた同じ山の上方で16素子リングアンテナ2列2面にて姫路中継局受けです。
それでは、画像で現在の様子を紹介します。 アナログ中継局は撤去済みです。
遠景です。
同じ位置からの送信アンテナの拡大です。
全景です。 アナログ中継局は、手前の短い鉄塔の左側に、同じ形式でありました。
機器です。 |
受信アンテナがない代わりに、ケーブルがつながっています。 |
保守道入口です。車が通った轍があります。
受信点は、アナログ時代とは異なり、北へ約2.5km離れた 旧小畑小学校近くの道路沿いにあります。 グーグルストリービューで見ると、消防団倉庫敷地(?)のようです。 |
全景です。 |
ケーブルです。 |
この地域では、アナログ時代は姫路中継局を受けていましたが、デジタルでは、離れた受信点から長いケーブルを引っ張って、福崎中継局など
他の中継局を親局としています。電波状況が変わったのでしょうか?。
機器と機器の銘板です。 |
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | MBS | ABC | KTV | YTV | SUN |
1998年3月時点 | 49ch | 51ch | 53ch | 57ch | 59ch | 42ch | 48ch |
アナログ終了時点 | 44ch | 46ch | 34ch | 38ch | 40ch | 42ch | 49ch |
出力 | 各局とも | 0.1W |
当中継局では、上記期間の間に、さらにアナアナ変更があったと推測されます。(NHK−GとSUNの経緯は未確認です。)
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | MBS | ABC | KTV | YTV | SUN |
チャンネル | 22ch | 13ch | 16ch | 15ch | 17ch | 14ch | 26ch |
リモコン | 1 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 3 |
出力 | 各局とも | 0.01W |
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