送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
兵庫県・中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。

赤穂高雄テレビ中継局　　２０１６年１２月撮影

赤穂高雄中継局は、赤穂市高雄にあります。高雄小学校西側高台に設置されています。
高雄地区をエリアとする中継局です。　２００９年１２月にデジタル化されました。

最初に、かつてアナログ中継局の説明です。
開局は、全社同時に１９８１年７月です。パンザマストにボックスタイプの機器と云うミニサテ局です。
送信アンテナは、３素子リングアンテナ２段１面です。
受信は１６素子リングアンテナ２列２段にて赤穂中継局受けです。

資料では、受信は送信点でとなっていますが、アナログ終盤では、受信点は離れた場所にあったようです。
移動したのか、最初からそうなのかは未確認です。また、全社１９９８年３月ごろに機器を更新しているようです。

それでは現在の様子を画像で紹介します。

遠景です。

同じ場所から見た送信鉄塔と、さらに送信アンテナの拡大です。

ここが入口です。

全景です。

鉄塔です。

デジタル中継局は、アナログの隣に同じ形式のものが新築されました。

当中継局は、アナログ時代は０．０３Ｗ、デジタルではその１／１０の０．００３Ｗ（３ミリワット）しかない極小中継局です。
（デジタルのＥＲＰは０．０１４Ｗです。）

ギャップフィラー設備のように集落内にあるならともかく、高台からふもとまで電波が届いているのでしょうか。
（到達距離は、せいぜい１ｋｍ程度と思われます。まあ、実際に運用されてるので問題はないのでしょう。
ちなみに対象世帯はデジタルでは７３軒です。）

送信アンテナを角度を変えて２枚。

機器と、監視装置の携帯電話アンテナです。

受信アンテナの配列は、ひし形です。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。