送 信 塔 見て歩き
京都府 ・ コミュニティーFM
2名の匿名希望様 提供の画像で紹介します。


エフエムまいづる  2016年11月撮影(匿名希望@様提供)

「エフエムまいづる」は、一般財団法人有本積善社が運営する、京都府舞鶴市にあるコミュニティFM局です。
2016年4月に開局した新しい放送局です。

送信所は、舞鶴市の五老ヶ岳にあります。


全景です。

 

さらに角度を変えて2枚。

 

送信アンテナの拡大です。角度を変えて2枚。

 


局舎です。

銘板です。

 


山頂から見た風景です。

また、五老ヶ岳山頂には、五老スカイタワーと呼ばれる展望塔もあり、舞鶴市街地や舞鶴湾も一望できるとのことです。
(展望塔は、上記 風景画像の後ろに写っています。)



こちらは、舞鶴テレビ中継局がある槇山から見た五老ヶ岳山頂です。
 


続いてI様提供の画像で中継局2局を紹介します。

空山中継局  2021年11月撮影(匿名希望AI様提供)

空山中継局は、空山の展望駐車場の隅に設置されています。舞鶴市北部、大浦地区の外海沿岸部などをサービスエリアにしています。
2021年10月の開局です。


全景です。

送信アンテナは3素子八木です。

投稿者様によりますと、当中継局は経済産業省の補助金を使って舞鶴市が整備し、免許は「FMまいづる」が受け、運用を担っているとのことです。

番組は、五老ヶ岳(本局)経由でTTLで送られています。受信アンテナは、5素子八木です。(上記、右画像下段のアンテナ)

スタジオから本局・中継局を結ぶSTL・TTL回線が整備されたとのことです。(一部トラブルがあり、完全な状態ではないようです。
下方に説明があります。)

 


敷地の様子です。 蓄電池と太陽光パネルも設置されています。

 


局舎です。

モニターアンテナと太陽光パネルです。

   

付近には、行政系・通信会社系など、各種無線局もあります。


京都府 防災行政無線局です。

同じく京都府です。

舞鶴市 防災行政無線局です。

 


自衛隊です。

同じく自衛隊です。

警察庁です。

 


NTTです。

アマチュア無線のレピーターです。

「路面と勾配」様のHPを見ると これ以外にも施設があるようです。 

 


付近から見た風景です。 2枚合成
 


加佐中継局  2021年12月撮影(匿名希望A様提供)

加佐中継局は、市内桑飼上(くわがいかみ)の介護老人福祉施設「ライフ・ステージ舞夢」の駐車場の一角に設置されています。
加佐地域(旧加佐町)の一部(南部)をサービスエリアとしています。こちらも2021年10月の開局です。


ここが施設への入り口です。

中継局は、府道55号・舞鶴福知山線から少し上った高台に設置されています。

 


拡大しました。

 

全景です。 角度を変えて2枚。

こちらも加佐中継局と同じく補助金で整備されています。(運用方式も同じです。)

 


敷地の様子です。 ここにも、蓄電池と太陽光パネルが設置されています。

 


鉄塔の様子です。

上部を拡大しました。下段がFM送信アンテナ3素子八木です。
上段の8素子八木はTTL受信アンテナです。

鉄塔には、送信アンテナのほか、モニターアンテナとTTL受信アンテナが取り付けられています。

 


中継局横から見た本局(五老ヶ岳)がある北東方向の風景です。

 


南西方向の風景です。
 


ところで、投稿者様によりますと、当2中継局の開局までには紆余曲折があり、スタジオから五老ヶ岳へのSTL回線と
その先の中継局へのTTL回線にも設計ミスがあり、正常に受信できないことが設置後発覚し、開局が遅れたとのことです。

加佐中継局へは、暫定的に光回線で番組を送り、今年(2022年)2月までに新たな受信局を付近の別の場所に設置する方針で、
追加予算が約2000万円組まれたそうです。

調べてみたところ、総務省のプレス発表では、5月頃開局となっていますが、実際に開局したのは10月29日ですので、
約半年遅れたようです。

また、この件は、毎日新聞の2021年6月18日、8月27日の記事でも報じられています。(また、6月21日の市議会での質疑が
ネット上にUPされています。)

なお、現時点(2022年3月)で、加佐中継局への回線が光なのか電波なのかハッキリしません。(別の場所に受信点を設置したという
情報がネット上で見つかりませんでした。)

 

放送局データ

FMまいづる   77.5MHz  20W
加佐中継局   77.5MHz  20W
大浦中継局   77.5MHz  10W


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