送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
岐阜県・中継局

中部日本放送・東海テレビ（アナログ）中継局　　２００６年１１月、２００７年１０月撮影

当中継局はＣＢＣと東海テレビの２社共用施設です。尾根に登り切ると正面に現れるＮＨＫ中継局の手前で折り返すように坂を登ればすぐです。

ＮＨＫ前から見た遠景です。

左画像の電柱横から撮影。

辺りは樹木に覆われ、全景画像が撮影し辛いです。

鉄塔を角度を変えて２枚。

局舎です。　この日は、中で作業中で扉が開いていました。

扉の両側にそれぞれ表札がありました。　扉の左にＣＢＣ、右に東海テレビです。

スーパーターンを角度を変えて３枚。

送信チャンネルが６ｃｈと８ｃｈなので、どちらがどちらか区別がつきません。（その後の調査で、上段が東海テレビ、下段がＣＢＣと分かりました。）

鉄塔には、２方向を向くプレートパラボラが取り付けられています。

当中継局への番組伝送は、両社とも以前は松之木固定局からのＳＨＦ波を受けていましたが、東海テレビでは、
２００３年６月にこのルートでの配信を中止し、他社と同じように船山固定局からの伝送に変更になっています。
現在、松之木固定局を受けているのはＣＢＣのみです。

他サイトに掲載の２０００年ごろに撮影された画像では、上下２段のプレートパラボラが松之木固定局に向いているのが確認できます。

現在は上段がＣＢＣの松之木固定局向き（１．８ｍ）、下段が東海テレビの船山固定局向き（２ｍ）です。

東海テレビの船山固定局については資料が無く詳細は不明です。また、ＣＢＣは船山に中波ラジオの固定局を設置し、
名古屋からの番組をＶＨＦで受けて同じくＶＨＦにて高山・神岡・下呂の３ラジオ中継局へ番組を伝送しています。

パラボラが１つ転がっていました。　かつての東海テレビ松之木固定局受けかと思われます。

名古屋テレビ中継局付近から撮影した遠景画像です。　右は当中継局の拡大です。

ここからは、２００７年１０月撮影の画像です。

前回は、中継局で作業をしており、直近からゆっくり見られませんでしたので、改めて観察します。
ただし、変化はありませんでした。そのため上記と同様な画像が多いです。

鉄塔の様子です。

スーパーターンです。

受信パラボラを角度を変えて２枚。

局舎を角度を変えて２枚。

両社の表札です。

鉄塔は局舎裏側に地面から建っています。

引込の電柱です。
後方は、デジタル中継局と高山市の防災行政無線鉄塔です。

敷地に転がるパラボラです。錆びています。

中継局前です。

尾根から見た松之木固定局方向の拡大です。
中央右寄りの樹木が切れている所が固定局ではないかと思われます。ただし、未確認です。

中継局・固定局間にラインを引いてみました。　合成画像

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。