送 信 塔　見て歩き
岐阜県 ・ 中継局
２０２３年８月の画像はＳ様提供

土岐（土岐北）テレビ中継局　　２０１５年８月当方撮影、２０２３年８月撮影（Ｓ様提供）

ＮＨＫ・ＧＢＳ 土岐中継局と名古屋民放 土岐北中継局は、土岐市泉町の土岐市青少年総合活動センター入口付近に
設置されています。

中継局名が県内局と名古屋局では異なりますが、同じ場所にある同じエリアをカバーする中継局です。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

開局は、ＮＨＫが１９６８年５月、続いてＧＢＳが１９７１年１１月、名古屋民放４社が１９７６年１１月です。

中継局は、ＮＨＫとＧＢＳが、それぞれ単独設置、名古屋民放４社は共用です。
送信アンテナは、各社とも４Ｌ１段１面（垂直偏波）です。アンテナの取り付けは、共用中継局の
名古屋民放では、上段がメーテレとＣＴＶの共用、下段がＣＢＣとＴＨＫの共用の２グループに分かれています。

受信は、ＮＨＫが２波共用の１．８ｍグリッドパラボラ、名古屋民放も１．８ｍグリッドパラボラですが、ＣＴＶは単独、
他の３社は共用です。ＧＢＳは９０ＣＲです。
親局は、ＣＴＶのみ名古屋基幹局（東山タワー）で、他局はすべて土岐南中継局です。

デジタル化は、全社２００９年５月の同時開局です。

デジタルでは、ＮＨＫとＧＢＳが共用中継局を新築し、名古屋民放はアナログ中継局をそのままデジタル化しました。
また、訪問時点でＮＨＫアナログ中継局が、まだ残っていました。

それでは、現在（２０１５年８月）の様子を紹介します。

青少年総合活動センター入り口付近からの遠景です。

全景です。右から名古屋民放デジタル、旧ＮＨＫアナログ、ＮＨＫ・ＧＢＳ共用デジタル
 

始めは、ＮＨＫ・ＧＢＳ共用デジタル中継局の紹介です。

全景です。　右の鉄塔は、ＮＨＫアナログです。

別角度から。

デジタル鉄塔の拡大です。

送信アンテナです。

デジタル局舎です。

ラックです。奥に見えるのはＮＨＫアナログ局舎です。

鉄塔のパラボラの様子を角度を変えて２枚。

一番上の９０ｃｍプレートパラボラは、ＮＨＫ−Ｅの瑞浪向けＴＴＬ送り、その下の１．８ｍグリッドパラボラはＮＨＫ−Ｅの瀬戸デジタルタワー放送波受けです。

その下の向こう向きのオフセットパラボラは、ＧＢＳの中津川中継局放送波受け、右向きのオフセットパラボラは、ＮＨＫ−Ｇの土岐南中継局放送波受けです。

ＧＰＳです。

続いて旧ＮＨＫアナログ中継局です。

全景です。

鉄塔の拡大です。

アナログアンテナが残っています。

受信パラボラも残っています。

局舎です。　フェンスにピントが合っています。　あしからず。

表札です。

さらにアナログ局舎を角度を変えて２枚。 なお、ＧＢＳアナログ中継局は撤去済みのようでした。

最後は、名古屋民放４社共用デジタル中継局です。

全景です。

鉄塔です。

送信アンテナです。上段にアナログアンテナがあったようです。

１．８ｍグリッドパラボラは瀬戸デジタルタワー放送波受けです。

３ｍプレートパラボラは中津川中継局向けＴＴＬ送りです。

当民放中継局のデジタル開局は、２００９年５月です。　対向の中津川中継局のデジタル化は２００５年１２月ですので、
デジタル固定局が先に開局したことになります。

資料を調べると固定局は２００５年１２月２２日に運用を開始しています。中津川中継局までの伝送距離は２７．４ｋｍです。

局舎です。

ラックです。ＧＰＳも見えます。

Ｓ様より２０２３年８月撮影の画像の提供を受けました。

当方が訪問した２０１５年８月とほとんど変化は、ありません。　ただ、撮り逃し部分がありますので、改めて現状を紹介します。

全景です。　ＮＨＫアナログ中継局は撤去済みです。

ＮＨＫ・ＧＢＳ中継局

鉄塔に銘板がありました。

別角度からのラックです。

名古屋民放中継局

全景と鉄塔の拡大です。

局舎（入口側）です。

表札です。　この並び順は、何なんでしょうか。

向こう側に表札があったとは、見落としていました。

中津川向きのＴＴＬパラボラです。

瀬戸デジタルタワー受けパラボラです。

鉄塔にある送信アンテナの銘板です。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

©2015-2023 送信塔見て歩きWeb