送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
岐阜県・中継局

中津川手賀野テレビ中継局跡地　　２０２３年８月撮影

中津川手賀野（てがの）中継局は、かつて中津川市手賀野の県道４１３号線が中央自動車道を跨ぐ橋の南西側橋詰に設置されていた
ＮＨＫのみのアナログ中継局です。　中津川中継局が山陰になる地区向けの中継局と思われます。

当中継局は、デジタル化に伴うアナログ終了の約５か月前、２０１１年３月３１日をもって廃局になっています。

中継局は、照明塔のすぐ横に設置されていました。角度を変えて２枚。

別角度から。

もはや、痕跡もありません。

下記リンクは、２０１２年５月撮影の別角度のグーグルストリートビューです。（２方向から）

送信点跡地からは、中津川中継局が見えます。

中継局データ

当中継局は、デジタル化されずに廃局になりました。（廃局日は、アナログ終了を待たずに２０１１年３月３１日です。）

かつての中継局の様子です。開局は、１９７６年１２月、パンザマストにボックスと云うミニサテ局です。

送信アンテナは、２波共用５素子リングアンテナ２段１面＋５素子リングアンテナ１段１面（垂直偏波）の構成です。
受信は、送信点で２波共用８素子八木にて中津川中継局受けです。

なお、この受信アンテナは、南南東に約９００ｍ離れた高台（現在、太陽光発電所がある南側）にあった
中津川尾鳩（おばと）中継局の受信アンテナも兼ねていました。

と云う訳で、ついでに、かつての中津川尾鳩中継局の様子も書いておきます。

中津川尾鳩中継局

開局は、１９７５年１２月、ＮＨＫのみの三角鉄塔にボックスと云う中継局です。

送信アンテナは４Ｌ１段３面（垂直偏波）、受信は上記の通りですが、当中継局は手賀野中継局よりも１年早く開局しているため、
２００１年２月までは、当中継局の送信点から南西側へ約１ｋｍ離れた県道４１２号線沿い南側山中で受信していたようです。

チャンネルは、Ｇが５２ｃｈ、Ｅが５０ｃｈ、出力０．５Ｗでした。手賀野中継局と同日に廃局になっています。