送 信 塔 見て歩き
岐阜県 ・ ギャップフィラーシステム
受信点(?)は、S様提供の画像です。
岐阜県中津川市 ・ 神坂テレビ共同受信組合 2023年8月撮影
岐阜県中津川市の神坂(みさか)GFの紹介です。
当GF局があるのは、中津川市中心部から東の方向に6〜7km辺りの集落です。また、旧中山道の馬籠(まごめ)宿が
北方2km辺りの高台にあると云う位置関係です。(神坂地区からは県道7号線で直接、馬籠地区へ行くことができます。)
神坂地区は、明治時代は長野県西筑摩郡神坂村でした。1958(昭和33)年には、同村のうち馬籠地区が長野県山口村に
編入され、神坂地区は岐阜県中津川市に越県編入され、神坂村は消滅しました。
さらに、馬籠地区を含む山口村全域が2005(平成17)年2月に中津川市に越県編入され、旧神坂村全域が中津川市の
所属になるという変遷がありました。
当GF局は、北西から南東に長い地区の約2kmの範囲に4か所設置されています。順番に紹介します。
GF1
GF1は集落の高台、諏訪神社近くに設置されています。
全景です。 |
送信アンテナは、8素子リングアンテナ1面です。 |
鉄塔の様子です。 |
基部です。 |
機器です。 GF1の表示があり親切です。 |
こんな貼り紙があり、またまた親切です。 |
各GF局には、番号(当GFの場合1)のほか、正式名称があるようです。上記貼り紙に何か書いてあるようですが、
「神坂○島デジタルテレビSHV」と読めます。○の部分がハッキリしません。
GF局から折り返すと神社に到着です。
GF局前から見たエリア方向の風景です。
GF2
GF2は、地区の中心部「中津川市神坂事務所兼公民館」のお隣、「神坂地域活性化センター(湯船の館)」の道路脇に設置されています。
西側からの遠景です。 |
東側からの遠景です。 |
基部です。 |
機器の表示はGF2です。 |
貼り紙は、文字が薄くて読みづらいです。 |
GF3
GF3は、中津川市神坂事務所前の道を道なりに、ずっと進んだ地区の奥の方に設置されています。
グーグルストリートビューで見ると、何も無い道路脇に設置されていますが、今回訪問すると高速道路補修工事の現場事務所がありました。
工事がお盆休みだったようで、誰もおらず、ゆっくり見ることができました。
遠景と全景です。 |
見上げショットです。
機器です。 |
GF3とあります。 |
ここの貼り紙が、一番読みやすかったです。 |
当GFの正式名称は、「神坂下島デジタルテレビSHV送信設備」と云うらしいです。
。 |
現場事務所です。 |
左上方が高速道路です。 シートで覆われています。 |
GF4
GF4は地区の高台、丸山城跡へ向かう道の途中、分岐地点にあります。「霧ヶ原公会堂」という地区の公民館の裏側です。
GF3へ行く途中、少し手前で右折し、橋を渡ります。
全景です。
機器です。 |
GF4とあります。 |
貼り紙です。ほとんど読めません。 |
ところで、当GFの番組伝送ケーブルですが、電力会社の電柱と共用ではなく、すべて自営の電柱で架設されています。
各GFで、少し追いかけてみましたが、行き先不明です。
正面側から見た公民館です。 |
表札です。 |
角にある「道しるべ」です。
ところで、GF4の手前 数百mの道路脇に付近民家のため(?)の共同受信アンテナ(?)がありました。
さらに別の場所にも共同受信アンテナ(?)がありました。
このアンテナがある場所は、県道7号線沿いの「新道自治会」公民館敷地の 一画です。 左が公民館の建物です。 GF1からは、西へちょうど1kmの地点です。(高台です。) |
当GFの親局受信点について、S様より情報をいただきました。
場所は、中津川市神坂事務所から北西方向へ約1km辺りの農家(?)が点在する畑(?)の中です。(うまく説明できません・・・)
県道7号線からは、このように見えます。 画像中心部のずっと奥に見える棒状のものです。
遠景です。
このUHFアンテナ、反射器が独特の形状ですが・・・、
八木アンテナ(株)製のものなのか、既に会社が存在しないため確認できませんでした。
(ネット上でカタログ等を発見できませんでした。)
中継局データ
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | CBC | THK | メーテレ | CTV | GBS |
チャンネル | 24ch | 31ch | 16ch | 15ch | 14ch | 17ch | 32ch |
リモコン | 3 | 2 | 5 | 1 | 6 | 4 | 8 |
出力 | 各局とも | 10mW |
GF1〜4、すべて同一出力です。
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