送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
静岡県・中継局

ＳＢＳ静岡放送浜松中継局　　２００３年１０月、２００５年５月撮影

ＳＢＳ浜松中継局は浜松市富塚町の丘の上にあります。ＮＨＫ中継局から、北西約２Ｋｍの場所です。

当中継局は、テレビとＡＭラジオの共用施設です。ラジオの開局が１９５４年１１月、テレビの開局が１９６０年２月です。
敷地は、ＳＢＳ静岡ラジオ放送所と同様に住宅展示場になっています。ただし、丘の上ですので、きつい坂を上る必要があります。
（車で上まで行けます。下にも駐車場があります。）

２００３年は曇りの日の訪問で暗い画像ですが、まず紹介します。

展示場下の駐車場からの全景です。

鉄塔下から見上げてみました。
垂直な線は、ラジオのアンテナです。

先端はテレビの送信アンテナです。角度を変えて４枚。８段と３段の面があります。指向性があるようです。

局舎を角度を変えて３枚。

中継局の裏側（鉄塔基部側）は、来場者の駐車場になっています。

鉄塔基部を角度を変えて２枚。

局舎上のパラボラです。

テレビ・ラジオとも番組は、粟ヶ岳固定局からの伝送です。（どちらがどちらのパラボラかは未確認です。）
また、ラジオのほうは、ここからさらに天竜中継局と竜頭山固定局へ番組を伝送しているようです。

すこし離れた崖の近くにボックスがありました。指向性を持たせるものでしょうか？。

ここからは、２００５年の撮影です。

晴れたきれいな画像で再掲載します。なお夕刻の訪問で逆光だったり、時間が無く未撮影部分があります。

鉄塔の様子です。

局舎屋上のパラボラ鉄塔です。

送信アンテナです。

鉄塔基部です。

少し離れた場所の機器です。

住宅展示場の看板です。

下の駐車場からは、長い階段を登った先に中継局と住宅展示場があります。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

当中継局は、デジタル化されず、中波ラジオのみの中継局になりました。（追記）

浜松は、テレビ中継局が、３ヶ所に分かれており、特に「ＶＨＦ」のＮＨＫとＳＢＳが約２Ｋｍ離れており、
地域によっては、ＶＨＦアンテナが別方向に２本必要かと思います。（それとも、どちらかの映りが悪いまま
ガマンしているのか？。）ＵＨＦの局は、１ヶ所にまとまっており受信アンテナも１本で済みます。

なお、デジタル化後は、ＮＨＫ方向のみにアンテナを向ければよいことになりますが、現在ＮＨＫはＶＨＦ波ですので
ＵＨＦアンテナを新設する必要があります。