送 信 塔 見て歩き
愛知県 ・ 中継局
赤羽根テレビ中継局 2016年10月撮影
赤羽根中継局は、渥美半島の中ほど、太平洋が間近に見える 田原市の「赤羽根文化の森」にあります。
「赤羽根文化の森」は、自然の森を活用し、森林浴やレクリエーションの場として有効活用できるように整備されたとのことです。
アナログ時代には、当地域に中継局は設置されていませんでしたが、デジタル化で電波状況が変わったらしく、
瀬戸デジタルタワーからの電波が届かず、また、蒲郡田原(田原)中継局の電波も「赤羽根文化の森」自体が陰になり
届かない西側の赤羽根地区向けに設置されたデジタル新局です。2010年12月に開局しています。
それでは、画像で紹介します。
ふもとからの全景です。
同じ位置からの拡大です。 左がテレビ中継局です。 右側のプレートパラボラは、田原市の無線局です。
ふもとには、広い駐車場があります。そこに車を止めて出発します。
登山道スタート地点です。(パターゴルフ場の入口も兼ねています。)
ここから出発してパターゴルフ場の中を通り、一度保守道と交差します。(ゴルフ場上方にトイレもありました。)
中継局へは、大回りの保守用車道(一般車両は進入禁止)と、直行で行ける登山道の二通りあります。今回は、登山道を利用しました。
この森、ふもととの標高差は150mぐらいと思われます。(GPSを持っていかず、未測定です。)
登山道コースを徒歩 約20分で、中継局に到着です。
スタート地点から見た中継局の拡大です。
登りきり、右へしばらく行くと業務用無線局と並んでテレビ中継局が現れます。
南側から撮影 |
北側から撮影 全景です。デジタル新局では、よく見かける形式の中継局です。 |
送信アンテナです。 |
受信のオフセットパラボラです。 |
当中継局からは豊橋中継局も見えますが、オフセットパラボラが垂直偏波用なので、田原中継局受けと思われます。
(田原中継局と豊橋中継局は、偏波面が異なりますが、全局同一チャンネルです。)
局舎です。表札は見当たりません。 |
鉄塔に銘板があります。 札がありますが内容が分かりません。 |
フェンスの内側に許可看板がありました。
とりあえず、許可看板と札でテレビ中継局と確認できました。 |
さらに、よく見るとラックに札がありました。 こちらの札は表向きです。民放は補助金で整備したようです。 |
GPSです。
すぐ隣には、田原市の防災無線局があります。
海側の展望台から見た蔵王山です。(中継局付近は樹木で展望がありません。)
奥の右側に見える尾根が平らな山は豊橋中継局のある本宮山です。
蔵王山山頂部を拡大しました。
さらに拡大しました。田原中継局です。
蔵王山から見た「赤羽根文化の森」です。(奥の3つのコブの山。) この山の向こうには電波は届きませんね。
海側の展望台からの風景です。(赤羽根中継局北側にも展望台がありますが、今回は行きませんでした。)
東側の風景です。 合成
西側の風景です。(伊良湖岬方向)
これが海側の展望台です。
中継局データ
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | CBC | THK | メーテレ | CTV | TVA |
チャンネル | 44ch | 46ch | 36ch | 38ch | 42ch | 40ch | 32ch |
リモコン番号 | 3 | 2 | 5 | 1 | 6 | 4 | 10 |
出力 | 各局とも | 0.3W |
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