送 信 塔 見て歩き
福井市(足羽山)
福井テレビジョン放送(FTB)& FM福井 放送所 2003年3月、2006年3月、2016年3月撮影
2003年3月撮影 |
2006年3月撮影 |
FTB(FM福井共用)放送所は、足羽山の山道をずっと進んだ道路沿いにあります。「平和の塔」を越え、少し行くと正面右側に見えてきます。
局舎を増築した様子はないので、後から開局したFM福井の機器も、この局舎に納まっているようです。
また、すぐ北隣には、業務無線の鉄塔が建ってます。
まずは、2003年3月の画像です。
特に、ここFTBを撮っている時は、吹雪いていました。
パラボラは、高い位置と低い位置にあります。 |
高い位置のパラボラです。 |
低い位置のパラボラです。 |
高い位置のパラボラは、FTB、低い位置のパラボラはFM福井の各STLと思われます。
また、FTBのFPUと その伝送パラボラもあるようです。
隣接地には、業務用の無線局があります。
また、FTB局舎の門の様子が分かります。 2006年には変化していますので、よく見ておいてください。
業務無線局の表示と鉄塔です。 |
ここからは、2006年3月撮影です。
FTBは、地上デジタル放送の設備を単独で整備しました。
アナデジ共用アンテナに取り替えられ、カバーの色が赤になっています。
テレビのアンテナ形式は、アナログ時代と同様に 6L3段4面です。
放送所の形がよく似ているので、ついつい富山テレビの放送所と比較しがちですが、FM福井の送信アンテナは、
四角鉄塔にそのまま取り付けられています。
これに対して、FMとやま のアンテナは、鉄塔に対してねじれています。(興味があれば、該当ページをご覧ください。)
2003年訪問の業務無線局の画像にあるFTBの門と見比べてください。
前の表札は、チャンネルやコールサインも表示されていましたので、再利用しなかったのでしょう。
パラボラと鉄塔の形状の訪問ごとの比較は、このページの一番下にあります。
FPUと思われるパラボラが2基あります。 |
赤いほうのパラボラです。 |
可動式(?)八木アンテナを発見。 FPUみたいなものでしょうか。
2016年3月に再々訪問しました。
送信アンテナ部です。
FTB送信アンテナです。 |
別角度から。 |
FM福井送信アンテナです。 |
別角度から。 |
壁面のロゴです。変化はありません。 |
表札です。こちらも変化はありません。 |
現在のパラボラの様子です。
FM福井のSTL下に携帯電話のアンテナが追加されています。
ところで、通常、デジタル送信所にはGPSがありますが、道路上から局舎や鉄塔をよく観察しましたが見当たりませんでした。
どこかにあるはずなので見えない位置に隠れているのでしょうか。
隣接地の業務無線局も健在です。
デジタル化に伴い、STLパラボラになどに変化がありますので、ここで、訪問ごとの画像を並べて比較します。
左から2003年、2006年、2016年の順です。 まずは全体から。
続いて上部のパラボラ部の拡大です。
アナログSTLの下にデジタルSTLが取り付けられ、アナログ終了後、アナログSTLが撤去されたということですね。
また、デジタル開始頃にステージが作られています。
アナログ時代に張り出して設置されていたパラボラは、何なんでしょうか。 FPU送信用だとしたら、
現在は、デジタルSTLのパラボラで送受信兼用なのでしょうか。
2006年撮影 |
2016年撮影 |
可動式の八木アンテナが小型のパラボラに変わっています。 小型のほうは、以前は上に付いていたものでしょうか。
放送所データ
放送局名 | チャンネル・ 周波数 |
出力 | 空中線形式 |
FTB福井テレビ | 39ch |
映像 10KW 音声 2.5KW |
6L双ループ3段 4面 |
福井エフエム放送 | 76.1MHz | 1KW | 2L双ループ4段 4面 |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル放送
放送局名 |
チャンネル | リモコン | 出力 |
福井テレビ | 22ch | 8 | 1KW |