送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
福井市（足羽山）

福井放送（ＦＢＣ）ＦＭ補完中継局　　２０１７年２月撮影

ＦＢＣアナログ放送所はデジタル化されず、どうなるのかと思っていたら、モバキャス送信所が開局しました。
しかし、これも思うように加入者が伸びず廃局となりました。

またまた、どうなるのかと思っていたら、今度は自社でＦＭ補完中継局を開局することになました。

当放送所は、これからも、まだまだ現役で活躍します。

ＦＭ補完中継局は、２０１６年１０月５日に免許申請をし、１２月２２日に予備免許が出されました。
その間、モバキャスアンテナの撤去、ＦＭアンテナの設置の工事が行われ、２０１７年２月１日午前１１時より試験電波の発射が開始されました。
この春、開局予定です。

さっそく現地を見てきました。

全景です。

さらに全景を角度を変えて２枚。

先端のスーパーターンは取り外され、そのすぐ下に２Ｌ４段４面のアンテナが取り付けられています。

送信アンテナの拡大画像を角度を変えて３枚。

前回訪問時に、アンテナの取り付け方について予想しましたが、双ループが取り付けられたことで、将来的にデジタル化の可能性が残りました。

局舎前の看板には、今のところ変化はありません。本放送開始後、ＦＭについて書かれるか注目です。

鉄塔を見上げてみました。

モニターアンテナです。

パラボラには変化がないようです。角度を変えて２枚。

鉄塔下は工事中です。フェンスで囲まれています。

工事看板です。

一部を拡大しました。

工事看板を見ますと、鉄塔の補強工事もしているようです。デジタル化しなかったのは、耐震性に問題があったということでしょうか。

さらに工事看板をよく見ますと、日付と発注者部分がシールで上書きされています。
（発注者がＮＴＴドコモとＦＢＣの連名だったものがＦＢＣのみになっています。）

また、拡大画像をＵＰしませんが、日付が２０１６年１２月末までだったものが２０１７年２月末までに延長されています。

どうやら、モバキャスアンテナの撤去とＦＭアンテナの取り付けが連続して行われているようです。
モバキャス撤去が終わったので、ＮＴＴドコモの表示を消したのだと思われます。

実際、モバキャス関係のものはすべて撤去済みでした。
もちろん局舎屋上にもパラボラはありません。

放送所データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

モバキャスは２０１６年６月末をもって放送を終了しました。

ＦＢＣＦＭ補完中継局　　９４．６ＭＨｚ　　１ＫＷ