送 信 塔 見て歩き
石川県 ・ 中継局


能登鹿島テレビ中継局  2004年12月 撮影

開局は、NHKが1974年3月、MROとITCが1985年11月、KTKが1993年4月です。
(HABはアナログでは開局していません。)
局舎はKTK以外は共用、鉄塔は全社共用の中継局です。
送信アンテナは全社共用4L2段1面(垂直偏波)、受信は、NHKは2波共用1.8mプレートパラボラにて羽咋中継局受け、
MROは16素子リングアンテナ2列にて羽咋中継局受け、ITCは20素子八木アンテナ2本で七尾中継局をダイバシティ受信、
KTKは14素子リングアンテナ2列と20素子八木アンテナにて七尾中継局をダイバシティ受信です。

  
この写真の中央部です。(送電鉄塔の右側)     拡大しました。


H様より、デジタル化後の直接訪問の画像の提供を受けましたので紹介します。
2010年5月撮影

  
アナログ設備です。局舎は、NHK・MRO・ITCの3社は共用テレビ金沢のみ単独です。
送信アンテナは全社共用、4L2段1面 垂直偏波です。

 

  
1.8mパラボラは、NHKの羽咋局受信アンテナです。G・E 共用です。 アナログ鉄柱の銘板です。

 

  
民放アナログ受信アンテナです。 別角度から2枚      別の位置に八木アンテナもあります。

アナログの受信親局は、NHKとMROが羽咋局、ITCとKTKが能登島の七尾局です。
先端の八木と3段のリングアンテナは、能登島向きと思われます。
右向きの2列リングアンテナはMROの羽咋受けと思われます。

ITCは20素子の八木アンテナを2基使ったダイバシティ方式です。
KTKも20素子の八木アンテナと14素子リングアンテナでのダイバシティ方式です。
ただし、どれとどれが組み合わされているかは、不明です。

受信アンテナが局数より多いので、NHKとMROは七尾局も予備的に受けている可能性があります。

電波条件の厳しいところのようです。

 


テレビ金沢の局舎です。


続いてデジタル設備です。

  
全景です。オフセットパラボラは、羽咋局に向いています。
送信は、デジタルも垂直偏波です。

 

 
拡大しました。また、鉄柱には七尾局向けのリングアンテナが4つ見えます。

 

 
デジタル鉄塔の銘板です。また、能登島方向の樹木は、伐採されていたそうです。

画像の提供をありがとうございました。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MRO ITC KTK
チャンネル 41ch 47ch 43ch 35ch 45ch
出力 各局とも 10W

HABは、アナログでは中継局を設置していません。


デジタル NHK総合 NHK教育 MRO ITC KTK HAB
チャンネル 24ch 18ch 27ch 28ch 32ch 22ch
リモコン
出力 各局とも 3W

出力は3Wですので、実質増力になっています。


Copyright ©2004 mitearuki.  All rights reserved.