送 信 塔 見て歩き
石川県 ・ 中継局


津幡南中条テレビ中継局  2003年11月、2016年5月撮影、2020年2月撮影(跡地)

津幡南中条(つばたみなみちゅうじよう)中継局は、河北郡津幡町南中条の国道8号線の道路沿いに設置されています。
津幡検問所のある交差点の東側約100mです。久世ベローズ工業所という会社の前です。


少し離れた位置からの遠景です。

道路向かい側からの撮影です。

こちら側に来ました。 西側からの撮影です。

全景を角度を変えて3枚。

 

当中継局の開局は、老舗3社(NHK・MRO・ITC)が1977年10月、平成新局2社(KTK・HAB)が1992年4月です。
老舗局は、後発局の開局に合わせて機器を更新しています。全社共用の中継局です。
山陰で、金沢基幹局を受信できない地区をエリアにしているミニサテ局です。

送信アンテナは、全社共用8素子リングアンテナ2段1面+8素子リングアンテナ1段1面の構成です。
受信アンテナは、VHF局3波共用の12素子八木2列、UHF局が12素子リングアンテナです。全社、金沢基幹局受けです。

当中継局は、デジタル化されず、アナログ終了とともに廃局になりました。 

アンテナ部を角度を変えて3枚。

受信アンテナは、親局の位置がV局(野々市)とU局(観音堂町)で違うので方向が異なります。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 全社共用です。

 


機器です。


2016年5月に、アナログ終了後の様子を見てきました。


全景です。

道路向かい側からの撮影です。

東側からの撮影です。 奥が金沢市中心方向です。

ところで、2008年に津幡町中心部の北側に国道バイパスができ、中継局前の道路は国道から県道に格下げになりました。 そのため、 交通量が極端に少なくなっていました。

 

アンテナ部の拡大です。角度を変えて2枚。

送信アンテナは、取り外されていますが、受信アンテナは、健在です。

 


送信アンテナ跡です。

機器もそのままです。

当中継局は廃局後5年経ちますが、まだそのまま残っています。 再利用の予定でもあるのでしょうか。
(その場合でも、VHFアンテナは不要と思われますが・・・。)


2020年2月に現地を通ると、撤去されていました。


跡地の様子です。 3枚ともドライブレコーダより、切り出し。

 

 

 

中継局データ

テレビ NHK総合 NHK教育 MRO ITC KTK HAB
チャンネル 59ch 61ch 55ch 57ch 53ch 51ch
出力

各局とも

0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月26日をもって終了しました。
当中継局はデジタル化されず、廃局になりました。


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