送 信 塔 見て歩き
石川県 ・ 中継局
塩屋テレビ中継局 2007年3月、11月、2016年5月撮影
塩屋中継局は、北陸自動車道・加賀ICの西側の丘にあります。住所は加賀市三木町になります。
中継局があるのは、福井県境まで約1.5Kmの地点です。
開局は、NHKが1975年10月、MROとITCが1975年12月、KTKとHABが1995年11月です。
局舎は老舗3社と平成新局2社に分かれていますが、鉄塔は全社共用の中継局です。
送信アンテナは全社共用4L1段3面、受信は、NHKとMROはチャンネルごとに個別の8素子八木にて金沢基幹局受け、
ITCは90CRにて金沢基幹局受けと同じく90CRにて大聖寺中継局受けのダイバシティです。
KTKは90CRにて金沢基幹局受けと16素子リングアンテナにて大聖寺中継局受けのダイバシティです。
HABは金沢基幹局受けの90CRをITCと共用し別の16素子リングアンテナにて大聖寺中継局受けのダイバシティです。
状況は未確認ですが、UHF局のみ基幹局受けには、難があるようです。
最初は、2007年の画像です。
西側から撮影。 |
東側から撮影。 |
全景です。
送信アンテナは、4L1段3面です。 |
受信アンテナ部です。 |
受信アンテナは、NHK−GとEは個別の18素子八木で金沢基幹局受け。MROも8素子八木で金沢基幹局受けです。
画像を見ると上段がNHK、下段がMROと思われます。
UHF3社のITC、KTK、HABは、金沢基幹局と大聖寺中継局をダイバシテイ受けしています。受信アンテナも
90CRと16素子リングアンテナの2種類を使用しています。
続いて2007年11月撮影のものです。
全景です。
この方向から見ると、受信アンテナは各社個別で、大聖寺受けのみに見えます。(新旧タイプの90CRがあります。)
長らく放置しておりましたが、2016年5月に通りすがりに見てきました。(デジタル化後の初訪問です。)
当中継局は、2009年12月にデジタル化されています。
前回同様、遠方からの観察です。
当中継局では、他の県内中継局と同じようにNHK単独と民放4社共同に分かれてデジタル化したようです。(どちらも新築と思われます。)
アナログとデジタルの位置関係は不明でが、隣接地と思われます。
三木小学校付近から見た遠景です。
拡大しました。鉄塔は2本です。
向かって左側の民放中継局です。 |
向かって右側のNHK中継局です。 |
送信アンテナは、アナログ同様どちらも4L1段3面です。(ここから見ると向こう向きです。)
デジタルの番組伝送は、NHKは2波共用1.2mプレートパラボラにて大聖寺固定局(中継局に併設)受けTTL、
民放各社は全社共用3mプレートパラボラにて大聖寺中継局放送波受けです。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | MRO | ITC | KTK | HAB |
チャンネル | 59ch | 61ch | 55ch | 57ch | 53ch | 51ch |
出力 | 各局とも | 3W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | MRO | ITC | KTK | HAB |
チャンネル | 15ch | 13ch | 14ch | 16ch | 17ch | 23ch |
リモコン | 1 | 2 | 6 | 8 | 4 | 5 |
出力 | 各局とも | 0.3W |
塩屋中継局へは、2回の訪問とも直接訪問をしていません。