送 信 塔　見て歩き
富山県 ・ 固定局

ＮＨＫ 大山牧固定局、民放３社 大山牧受信所（地上デジタル）

大山小見テレビ中継局を訪問すると、ＮＨＫデジタルのパラボラ銘板にＳＨＦの文字がありました。（ＴＴＬ伝送らしいです。）
パラボラがやや下向きでしたので、ふもとに目を凝らすと、パラボラアンテナの施設が目に留まりました。何なのか、下山後立ち寄ってみました。

この施設、２００８年１１月の訪問時には表札がなく、何なのか確認が取れませんでしたが、今回（２００９年１１月）訪問すると、
表札があり確認できました。

それでは、２００８年１１月撮影の画像からどうぞ。

大山小見中継局から見た西方向です。左隅に当固定局があります。

上記画像の左隅を拡大しました。

さらに拡大です。

鉄塔のパラボラの様子です。

別角度から。

西向きのパラボラです。

東向きのパラボラです。

先端のパラボラは大山小見デジタル中継局向き、反対側の２基は富山向きです。

鉄塔には銘板があります。放送関係の施設らしいことは確認できます。

固定局にもＧＰＳがあります。

富山向きの９０ＣＲ

大山小見向きの９０ＣＲ

この固定局前から見た、大山小見中継局です。

拡大しました。真ん中のＮＨＫデジタル鉄塔のパラボラが、こちらを向いています。

以下の４枚は、２００９年１１月撮影です。

全景です。　前回と特に変化はありません。

別角度から。　唯一の変化は表札が付いたことです。

表札を拡大しました。

ところで、この表札、ＮＨＫ固定局は何か分かるものの、民放３社の受信所とは一体何でしょうか。

固定局越しに見た富山基幹局方向です。

最後になりましたが、その後 判明した当固定局の概要です。
開局は、２００８年１２月です。（大山小見中継局と同時です。）ＮＨＫでは、２ｍプレートパラボラで富山基幹局の放送波を受けて、
１．２ｍプレートパラボラにて大山小見中継局へＴＴＬ伝送しています。（送受信とも２波共用）　民放３社には、送信機能はないようです。
なお、大山牧固定局と大山小見中継局の距離は２．１ｋｍです。

富山方向に向く２基のうち、上段のグリッドパラボラは民放の受信アンテナと思われます。

大山小見中継局は、小規模中継局ながら豪華な中継設備を持っていますね。

それにしても、ＮＨＫには中継局で直接受信しない（できない）特別な理由があるのでしょうか。
（中継局の位置だと、どこかの局と混信でもあるのでしょうか。）

謎が残る訪問でした。

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