送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。


望月テレビ中継局  2017年1月、2020年8月、2022年6月撮影

望月中継局は、佐久市(旧 望月町)望月の富士見塚にあります。旧 望月町南部などをサービスエリアにしています。
開局は、NHKが1968年12月、SBCとNBSが1978年12月、TSBとABNが1994年3月です。

最初にアナログ中継局の説明です。

局舎はNHKと民放に分かれていますが、鉄塔は全社共用です。
送信アンテナは、上からNHK−G、NHK−E、民放4社共用の順で、形式はどれも6L1段1面です。
NHKのアンテナが、なぜ2つに分かれているのかは未確認です。(資料が誤っている可能性もあります。常識的に考えると、
開局時期が同じ局同士は、チャンネルが大きく離れていない限り、共用しますが・・・。)

受信はNHKは2波共用1.8mグリッドパラボラにて佐久中継局受け、SBCは8素子リングアンテナ2列にて美ヶ原受け、
NBS・TSB・ABNは3社共用3mグリッドパラボラにて佐久中継局受けです。

また、NHKでは1986年1月に親局を美ヶ原から佐久中継局に変更しています。

2008年12月にデジタル化されました。デジタル中継局は、全社共同で新築されました。

訪問時点では、アナログ設備は撤去済みと思われます。


それでは、デジタル中継局を紹介します。最初は2017年1月の画像です。


全景を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナは、全社共用2L3段1面です。

アナログでは各社1段ずつの3段でしたが、デジタルでは全社共用の3段と云う形式です。
これって、一体何なんでしょうか。2L3段と6L1段は、同じと云えば同じですが・・・。

 



八木アンテナがあります。
受信は、全社共用4mグリッドパラボラにて美ヶ原放送波受けです。
 

S様より2020年8月撮影の画像が届きました。


全景です。

 

鉄塔の全景と、送信アンテナの拡大を角度を変えて2枚。

 


局舎です。

表札があります。

 


正面から見た受信パラボラです。

GPSです。

 

S様より2022年6月撮影の画像が届きました。特に変化は無いようです。

全景と鉄塔部です。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 


受信パラボラです。

カバー付のモニターアンテナです。


鉄塔下部の様子です。

鉄塔に銘板がありました。

 


表札です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB ABN
チャンネル 54ch 52ch 56ch 58ch 60ch 62ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB ABN
チャンネル 50ch 47ch 23ch 45ch 48ch 46ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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