送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。


飯田川路テレビ中継局  2022年4月撮影

飯田川路中継局は、飯田市川路地区の高台に設置されています。JR飯田線・川路駅から直線で西へ約550m辺りの地点です。
資料では、所在地が藤治ヶ峰(とうじがみね)>となっています。旧川路村時代の小字のようです。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

開局は、NHKが1974年10月、ABNを除く民放3社が1987年12月に同時に開局しています。(ABNは開局していません。)
開局時期が離れているためか、NHKと民放は別々に設置されていました。

送信アンテナは、どちらも共用6L1段2面、
受信は全社送信点でNHK2波・SBCは個別の8素子八木2列1段、NBSとTSBは共用90CR2列1段にて、全局 飯田中継局受けです。

2009年12月末にデジタル化されました。ABNはデジタルでも開局していません。

グーグルストリートビューで見ると2012年6月時点では、民放中継局では、局舎を真ん中にして、両側にアナログとデジタルの鉄塔が
建っているのが確認できます。
NHKアナログ中継局は北西に約100m離れた藪の中にあったと思われ、グーグルストリートビューでは確認できませんでした。

それでは。現在の様子を画像で紹介します。


デジタル中継局は、局舎は民放のものを継続利用(1棟は新築)、鉄塔は新築で全社共用としています。道路沿いにあり、訪問は容易かと思われます。


全景です。 かつてのアナログ鉄塔は、手前側(左側)にありました。

 

送信アンテナは、全社共用6L1段2面です。 角度を変えて2枚。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 

受信アンテナは、全社共用3mグリッドパラボラです。  飯田中継局を放送波受けです。 角度を変えて2枚。

 


モニターアンテナです。

垂直八木アンテナです。

 


ラックです。

GPSです。

 


鉄塔の銘板です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB
チャンネル 52ch 50ch 54ch 56ch 58ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB
チャンネル 28ch 27ch 23ch 34ch 32ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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