送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
長野県・中継局
Ｓ様提供の画像で紹介します。

坂城テレビ中継局　　２０２０年１月撮影

坂城（さかき）中継局は、埴科郡坂城町（はにしなぐんさかきまち）中之条にあります。上信越道・坂城ＩＣ北側の高台です。
坂城町及び千曲市の一部をエリアにしています。

はじめに、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局はＮＨＫが１９７２年１月、ＳＢＣとＮＢＳは１９８０年１月に同時開局しています。ＴＳＢとＡＢＮはアナログでは開局していません。
ＮＨＫと民放２社は別々に中継局を構えています。

送信アンテナの形式は、どちらも２波共用の４Ｌ１段２面です。
受信はＮＨＫは約４００ｍ離れた地点でＧは８素子八木２列、Ｅは８素子八木、ＳＢＣは送信点で８素子リングアンテナ２列、
ＮＢＳも送信点で３ｍグリッドパラボラ、全局美ヶ原受けです。

２００８年１２月にアナログでは未開局だった２社を含め、全社同時にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。

全景を角度を変えて２枚。　デジタル局舎は新築です。　鉄塔は、状況から見て旧民放アナログ鉄塔を継続利用と思われます。

さらに別角度から。　左の局舎は旧民放アナログ局舎かもしれません。（未確認です。）

送信アンテナを角度を変えて２枚。　形式は、アナログ時代と同じ４Ｌ１段２面です。
先端には、旧民放アナログアンテナが付いていたものと思われます。

局舎です。

表札です。

受信は、全社共用４ｍグリッドパラボラにて美ヶ原放送波受けです。　角度を変えて２枚。

ＧＰＳです。八木アンテナもあります。

別角度から。。

付近から見た風景です。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。