送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。
大岡西テレビ中継局 2020年10月、後半2021年4月撮影
大岡西中継局は、長野市信州新町の大姥山(おおうばやま)山頂に設置されています。
この山は、ハイキングコースとして有名らしく、ネットを探索すると多くのHPがヒットします。また、アナログ時代を含め中継局が写っている
ページも複数見つかります。
地形図を見ると、ハイキングコースがある南側は急峻ですが、北側は比較的傾斜が緩く、ハイキング系のHPによると保守道もあるようです。(牧場?)
ここでアナログ時代の様子です。
開局は、NHKが1976年1月、SBC・NBS・TSBが同時に1989年1月、ABNが1995年12月です。
中継局はNHKと民放の2グループに分かれ設置されています。
送信アンテナは、NHKでは2波共用6L1段2面+2.4mグリッドパラボラの構成です。(パラボラで美ヶ原と同じ方向の南南東に
向けて電波を強く出しているようです。これは、当中継局を親局にしている坂北中継局に向けてのものと思われます。)
民放4社の送信アンテナは共用6L1段2面のみです。
受信は、NHKは2波個別の8素子八木、SBCは8素子リングアンテナ2列、UHF3社は共用2.4mグリッドパラボラです。
全局、送信点にて美ヶ原受けです。
2008年12月に全社同時にデジタル化されました。
それでは、現在の様子を遠景画像で紹介します。
遠方より撮影。
上記画像とは、別の日に、少し位置を変えて撮影。
拡大しました。
さらに別の位置からの拡大です。 何か建物が見えます。 ハイキング系のHPを参照すると、山頂には東屋があります。 |
さらに鉄塔を拡大しました。 |
S様より2021年4月撮影の直接訪問の画像が届きました。ありがとうございます。
全景を角度を変えて2枚。 |
アナログアンテナの下段に取り付けられた6L1段2面のデジタルアンテナは、現在の同じ位置です。
鉄塔上部がアナログアンテナ1基以上に広く空いているのが気になりますが、理由は不明です。(継ぎ足したようにも見えます。)
アナデジサイマル時代に何か取り付けられていたのでしょうか。(親局受信アンテナ?。未確認です。)
民放アナログ局舎の表札です。
八木アンテナです。 |
GPSです。 |
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | SBC | NBS | TSB | ABN | |
チャンネル | 33ch | 35ch | 27ch | 25ch | 23ch | 17ch | |
出力 | 各局とも | 3W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | SBC | NBS | TSB | ABN | |
チャンネル | 28ch | 32ch | 36ch | 34ch | 22ch | 24ch | |
リモコン | 1 | 2 | 6 | 8 | 4 | 5 | |
出力 | 各局とも | 0.3W |
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