送 信 塔　見て歩き
長野県 ・ 中継局

飯山愛宕テレビ中継局　　２０１７年１１月撮影

飯山愛宕中継局は、飯山市の中心部近く 飯山街道沿いにあります。「伝統産業 展示試作館」の敷地にあるようです。

飯山市中心部をエリアとする中継局です。なお、A-PABの「放送エリアのめやす」を見るとＪＲ飯山線沿いのこの辺りは、
長野基幹局のエリアになっています。カシミール３Ｄで確認したところ、飯山市中心部は、美ヶ原はギリギリ見通し外の
ようですが、山岳回析で電波が届くようです。　意外ですね、知りませんでした。

ここで、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は老舗３社（ＮＨＫ・ＳＢＣ・ＮＢＳ）が１９８０年１１月、後発２社（ＴＳＢ・ＡＮＢ）が１９９４年１１月です。
老舗局は、後発局開局時に設備を一新しています。パンザマストにミニボックスという全社共用ミニサテ局です。
送信アンテナは、５素子リングアンテナ２段２面＋３素子リングアンテナ２段２面の構成です。

親局受信は、各社とも北西方向に直線距離で約５００ｍ離れた水上団地の近くで、ＮＨＫとＳＢＣは３波共用１２素子八木２列にて
美ヶ原受け、ＮＢＳは１２素子リングアンテナ２列にて同じく美ヶ原受け、ＴＳＢとＡＢＮは共用１２素子リングアンテナ２列にて、
この２局は飯山中継局受けです。なお、この受信ポイントは、飯山奈良沢中継局と共用していました。

デジタル中継局は、隣接地に２０１０年３月に開局しています。今回訪問すると、アナログ中継局は撤去済みでした。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。

飯山街道から見た、中継局です。

中継局の全景を角度を変えて２枚。

アナログ時代とは、構成が異なります。　デジタルでは、いずれもリングアンテナ２段で８素子１面＋５素子１面＋３素子２面です。

銘板がありました。建てた会社はＮＨＫアイテックではないですね。

ＧＰＳです。

高い位置から　合成

飯山奈良沢中継局へ向かう途中に振り向いて撮影しました。　合成

手前がアナログ跡地と思われます。

受信点の画像は、飯山奈良沢中継局のページで紹介します。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

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