送 信 塔　見て歩き
長野県 ・ 中継局
直接訪問の画像はＳ様提供

飯山テレビ・ＦＭ中継局　　２００６年９月、２０１７年１１月撮影 （提供画像は、２０１１年６月、２０１９年７月撮影）

飯山中継局は、飯山市街地からは北方、戸狩温泉近くの黒岩山近くの鷹落山にあります。新潟県境近くです。

国道２９２号線　飯山市旭付近から撮影。　中央の山です。２００６年９月撮影

拡大しました。鉄塔がたくさんあります。

上記画像の説明です。青丸がＵＨＦ民放３社、赤丸がＮＨＫとＳＢＣです。 解像度が低くて申し訳ありません。

赤丸部分の拡大です。　ＮＨＫ（左）とＳＢＣ（右）です。 ９０ＣＲの反射器らしいものが見えます。

開局は、ＮＨＫとＳＢＣが１９６３年１１月、ＮＢＳが１９７０年８月、ＴＳＢが１９８１年８月、ＡＢＮが１９９１年３月です。
ＮＨＫ、ＳＢＣ、ＮＢＳは単独、ＴＳＢとＡＢＮは共用の４つに分かれて中継局は設置されています。
また、ＮＨＫ−ＦＭの開局は１９７２年１１月です。テレビ中継局に同居しています。

Ｓ様よりアナログ終了間近の２０１１年６月撮影の直接訪問の画像提供を受けました。　紹介します。

中央はデジタル中継局です。

上記画像の左奥はＳＢＣ中継局です。

上記画像の右側はＮＨＫ中継局です。

当中継局では、ＶＨＦ中継局とＵＨＦ中継局は、少し離れた場所にあります。
また、デジタル中継局は、全社共用でＮＨＫ中継局近くに設置されました。

まずは、アナログＶＨＦ中継局の説明です。
送信アンテナは、ＮＨＫは２波個別の大型の９０ＣＲ１段２面、ＳＢＣも大型の９０ＣＲ１段２面です。（全局垂直偏波です。）
受信は、ＮＨＫ−Ｇは送信点で８素子八木、ＮＨＫ−Ｅは約２５０ｍ離れた地点で８素子八木２列、ＳＢＣも約２００ｍ離れた地点で
８素子八木２列、各局とも美ヶ原受けです。

ＮＨＫ−ＦＭの送信アンテナは、３素子八木１段２面、受信は５素子八木１列２段にて美ヶ原受けです。

また、デジタル中継局の開局は、２００７年１２月です。
送信アンテナは、４Ｌ１段２面（垂直偏波）、上段がＮＨＫ２波とＡＢＮの３波共用、下段がＳＢＣ・ＮＢＳ・ＴＳＢの３社共用です。
受信は、全社共用４ｍプレートパラボラにて美ヶ原放送波受けです。

ＦＭ長野では、この地域をカバーする中継局は飯山野沢中継局という名称にて下高井郡野沢温泉村の上ノ平高原に設置しています。
展望台にアンテナが取り付けられているという、変わった形状の中継局です。
（その後、ＳＢＣもＦＭ補完中継局を開局させました。）

別ページで紹介しています。

ＮＢＳ中継局です。

ＴＳＢ・ＡＢＮ共用中継局です。後ろに見えるのはＮＴＴ黒岩無線中継所です。

アナログＵＨＦ中継局の説明です。
送信アンテナは、ＮＢＳは４Ｌ１段２面、ＴＳＢとＡＢＮは共用４Ｌ１段２面です。（全社垂直偏波です。）
受信は、ＮＢＳは送信点で３ｍグリッドパラボラ、ＴＳＢとＡＢＮも送信点で共用３ｍグリッドパラボラです。各社とも美ヶ原受けです。

Ｓ様、画像の提供をありがとうございました。

当方の撮影に戻ります。　　飯山中継局を ２０１７年１１月に通りすがりに撮影しました。

遠景です。

拡大しました。デジタル中継局が目立ちます。

上記画像の説明です。 青丸の位置にあった民放３社の中継局は、撤去済みのようです。 また、赤丸の位置には、デジタル中継局とＮＨＫのみのようです。 （ＳＢＣ中継局も撤去済みと思われます。）

赤丸部分の拡大です。

Ｓ様より再び、直接訪問の画像が届きました。今度は、２０１９年７月撮影です。なお、朝方の訪問に付き、一部方向からの撮影は逆光です。

全景です。

鉄塔の様子を少し角度を変えて２枚。

デジタルテレビアンテナです。

ＦＭアンテナです。

デジタル受信パラボラです。

ＦＭ受信アンテナです。

局舎です。ＮＨＫ−ＦＭ（旧アナログ）・手前とデジタル・奥です。

現ＦＭ局舎の表札です。テレビ時代のままです。

ＮＴＴと思われますが、当方撮影の画像と印象が異なります。。

中継局データ

事情を知りませんが、ＶＨＦに比べてＵＨＦが通常よりも５倍も高出力です。

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

ＮＨＫ−ＦＭ　　　８２．８ＭＨｚ　　　３Ｗ

ＦＭ長野とＳＢＣ ＦＭの飯山地域の中継局は、野沢温泉方面の山にあります。別ページで紹介しています。

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