送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。


飯田ラジオ中継局  2022年4月撮影

長野県飯田地域の中波ラジオ中継局は、2社 別々の場所に設置されています。

NHKラジオ中継局は、飯田市松尾寺所の住宅と田畑が混在する地域に設置されています。
JR飯田線・伊那八幡駅の東 約650m辺りです。

一方、SBCラジオ中継局は、飯田市鼎一色の住宅街の一画に設置されています。中央自動車道・飯田ICの東、
約1.6km辺りです。どちらも飯田市の中心部のやや南側で、双方は約3km離れています。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。まずはNHKからです。


NHKラジオ中継局

開局は、第1放送が戦中の1942年8月、第2放送が戦後の1952年5月です。
第2放送は1980年10月に出力を500Wが1KWに増力しています。


鉄塔の全景とトップ部の拡大です。

 


敷地の様子です。

 

番組伝送用のパラボラ鉄塔です。 角度を変えて2枚。

当中継局では、飯田テレビ中継局併設の固定局からSHF帯の電波で番組が伝送されています。
グーグルストリートビューで見ると以前は、VHF帯の電波だったようです。

 

鉄塔には、パラボラのほか、八木アンテナやループアンテナも取り付けられています。

 


パラボラ鉄塔の銘板です。

 

こちらは、局舎の表札と看板です。

 

続いて、SBC中継局です。


SBCラジオ中継局

SBC中継局の開局は、1954年3月です。同じ周波数(1098KHz)の伊那中継局と同期放送をしているようです。
(本局とは同期放送ではないようです。)


全景です。

 

鉄塔のトップ部、中間部、基部です。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


ロゴです。

壁面下部には社名もあります。 表札のつもりでしょうか。

 

5素子八木は、STLアンテナです。 角度を変えて2枚。

飯田テレビ中継局に併設の固定局から60MHz帯で送られてきています。
なお、現在は、NTT回線をメインにしているようです。

 

中継局データ

NHK第1     621KHz  1KW
NHK第2    1476KHz  1KW
SBCラジオ   1098KHz  1KW


©2022 送信塔見て歩きWeb