送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ 中継局


糸魚川大野テレビ中継局  2005年9月、10月、2006年10月、2007年9月11月、2013年8月、2016年9月撮影

糸魚川大野中継局は、JR大糸線「姫川駅」から姫川を挟んで対岸の山にあります。

最初に、アナログ中継局の説明です。
開局は、NHKが1975年11月、NSTが1975年11月、TeNYが1981年5月、NT21が1983年9月、そしてBSNが
1983年11月です。なぜか、BSNが最後発です。
中継局の組み合わせは、NHK・BSN・NSTとTeNY・NT21の2グループです。
送信アンテナは全社4L1段2面です。組み合わせはNHK組は、上段がNHK2波・NST共用、下段がBSN単独です。
TeNY組は2社共用です。
受信はNHKは2波個別の8素子八木にて糸魚川中継局受け、BSNは8素子八木にて弥彦山受け、NSTは90CRと
1.8mグリッドパラボラの組み合わせで弥彦山受け、TeNYとNT21も共用90CRと1.8mグリッドパラボラの組み合わせで
弥彦山受けです。(なお、UHF3社は送信点と約150m離れた地点の2か所でスペースダイバシティを組んでいるようです。)

また、NHKは1992年3月に親局を弥彦山から糸魚川局に変更しているようです。

  
2005年9月撮影                    2005年9月撮影

 

  
2005年10月 撮影                   2006年10月撮影

鉄塔は2本、送信アンテナは3つです。組み合わせは、右の上がNHK・NST共用
その下がBSN単独。左のもう1本は、TeNY・NT21の共用です。(開局が遅かったBSNのみ単独です。)


ところで、「糸魚川大野中継局」は、この12月に地デジが開局するというので、通りすがりに様子を撮影しました。
2枚とも、2007年9月撮影

  
アナログ局舎の間に、デジタル局舎が         別角度から。まだ、受信パラボラは取り付けられて
新築されたようです。                   いないようです。


2007年9月末に、また見てきました。


パラボラが付いていました。


2007年11月初めに、また見てきました。


糸魚川カントリークラブ近くの道路沿いから撮影。左寄りに中継局が見えます。

 


拡大しました。(コンバージョンレンズ使用に付き、色収差があります。)

中央がデジタル中継局です。2つのパラボラの向きが違います。予想では、下が弥彦山受信、上が糸魚川送りと思われます。
また、この撮影位置からは、アナログ鉄塔の様子もよく分かります。
左の赤いアンテナの鉄塔には、受信アンテナが2つ見えます。

 

  
少し下に、パラボラが見えます。            こちらは、ラジオ中継局付近から撮影。

UHF3社は、鉄塔の90CRと1.8mグリッドパラボラの2基で受信しています。(スペースダイバシティ受信)


2013年8月に、ラジオ中継局付近から観察しました。


アナログ中継局は、撤去されています。
また、プレートパラボラが1基増設になっています。
約120m離れた場所に予備の4mグリッドパラボラもあるようです。

 


2015年7月撮影の画像です。上記とは変化はありません。


最新画像です。糸魚川中継局を訪問するついでの通りすがりに撮影しました。 


糸魚川カントリークラブ近くからの遠景です。 2016年9月撮影

 


全景です。

少し引いてみました。

デジタルでも離れた場所に受信パラボラがあります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
チャンネル 53ch 51ch 55ch 57ch 59ch 61ch
出力

各局とも

3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
チャンネル 16ch 14ch 18ch 24ch 25ch 31ch
リモコン
出力

各局とも

0.3W

糸魚川大野中継局へは、直接訪問していません。


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