送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ 中継局
2024年画像はS様提供です。
湯之谷テレビ中継局 2006年10月、2016年8月(当方撮影)、2024年9月撮影(S様提供)
湯之谷中継局は、魚沼市大沢地区にある城山(標高305m)山頂部に設置されています。
この画像は、2006年10月に通りすがりの関越自動車道より撮影したものです。
拡大しました。 デジタル化前の様子です。
新潟県の魚沼地域へは、なかなか訪問する機会がなくデジタル化後も放置状態で申し訳ありません。
2016年のお盆休みを利用し、車で近寄れる中継局をいくつか見てきました。
湯之谷中継局へは、時間があれば直接訪問するつもりでしたが、ふもとへ着いたのが夕刻でしたので見送りました。
ただし、ふもとからでも設備の様子は十分に確認できました。
最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
当中継局の開局は、NHKが1970年10月、BSNが1971年11月、NSTが1980年10月、TNNが1982年12月、
NT21が1984年12月とバラバラです。このため、中継局の設置もNHKとBSNは単独設置、NSTなど3社は共同設置です。
(上記画像の状態です。)
送信アンテナの形式は、各社とも6L1段3面です。
受信は、NHKが共用4mプレートパラボラにて越後大和局受け、BSNが12素子八木2列で弥彦山受け、NSTは2.4m
グリッドパラボラにて弥彦山受け、TNNとNT21は共用の90CRにて小出中継局受けでした。
2009年12月にデジタル化されました。
デジタル化に際しては、アナログ中継局の隣接地に全社共用で中継局を新築しました。
それでは、最初に2016年8月に当方がふもとから撮影した画像で紹介します。
魚沼市斎場付近から見た遠景です。
道の駅「ゆのたに」から見た遠景です。
鉄塔の様子です。 送信アンテナはアナログと同じ6L1段3面です。 |
局舎です。 ん、よく見ると局舎壁面の四角のものも受信アンテナのようです。 受信アンテナが低い位置にあるのは、すぐ下で説明します。 |
資料によりますと、NHKは越後大和固定局受け、民放4社は小出中継局受けになっています。
とすると、向きから見て、鉄塔パラボラはNHK、壁面の四角は民放と思われます。
ところで、親局の小出中継局と当中継局は、全局同一チャンネルです。そのため、NHKはTTL、民放は、
送信電波が回り込まない低い位置に受信アンテナを設置しているものと思われます。
ここからは、S様提供の2024年9月撮影の画像です。直接訪問をありがとうございます。
こちらは遠い位置からです。
鉄塔の1.2mプレートパラボラです。 |
局舎壁面のアンテナです。 よく見ると、庇が出ています。 |
設計積雪量の表示です。
付近にある「大沢城址」の石碑です。(鉢巻山城とも呼ばれるようです。)
こちらは、山頂から西へ350m辺りの平坦な場所(展望台?)からの撮影です。
東養寺側から登ると林道を山頂側へ左折せず、直進すれば到着します。(グーグルストリートビューでも見られます。)
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | BSN | NST | TeNY | UX |
チャンネル | 33ch | 37ch | 31ch | 27ch | 25ch | 45ch |
出力 | 各局とも | 3W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | BSN | NST | TeNY | UX |
チャンネル | 22ch | 20ch | 24ch | 28ch | 30ch | 32ch |
リモコン | 1 | 2 | 6 | 8 | 4 | 5 |
出力 | 各局とも | 0.3W |
湯之谷中継局へは、直接訪問していません。
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