送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
新潟県・中継局
Ｓ様提供の画像で紹介します。

高柳テレビ中継局　　２０２１年１１月撮影

高柳中継局は、柏崎市高柳町岡野町の城山に設置されています。

今回、Ｓ様よりＦＭピッカラの高柳中継局跡地取材の際に、東方向の尾根に中継局が見えたので撮影したとのことで、画像提供を受けました。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

開局は、ＮＨＫとＢＳＮが同時に１９６５年１２月、ＮＳＴが１９８０年１１月、ＴｅＮＹが１９８３年１月、ＵＸが１９９１年１２月です。
当中継局では、ＮＨＫ・ＢＳＮが共用、ＮＳＴ・ＴｅＮＹ・ＵＸが共用の２グループに分かれて設置されています。

送信アンテナは、ＶＨＦ送信のＮＨＫ２波とＢＳＮは、１基の鉄塔に５素子八木１段２面が、上からチャンネル番号の大きい順に、
ＮＨＫ－Ｅ、ＢＳＮ、ＮＨＫ－Ｇの順に取り付けられていました。　ＵＨＦ送信の３社の送信アンテナは、共用４Ｌ１段２面です。

受信は、ＮＨＫは送信点で２波個別の８素子八木、ＢＳＮは約１８０ｍ離れた地点で８素子八木２列、
ＮＳＴは送信点で１．８ｍグリッドパラボラ、ＴｅＮＹとＵＸは送信点で共用９０ＣＲにて、全局弥彦山受けです。

２００８年１２月にデジタル化されました。

それでは、遠景画像で現状を紹介します。

高柳スキー場から見た中継局の遠景です。　中継局は画像右上の樹木が逆三角に低くなっている場所です。

鉄塔の様子です。

送信アンテナは、全社共用４Ｌ１段２面です。

受信は全社共用９０ＣＲです。

９０ＣＲが２基ありますが、１基はキャンセリングアンテナのようです。
現在も開局当初と同様に動作しているのかは、未確認です。

局舎です。　新潟県でよく見かける大きなロゴがあります。

デジタル中継局は、全社共用でアナログＵＨＦ中継局のそばに新築されました。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。