送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。
守門テレビ中継局 2023年6月撮影
守門(すもん)中継局は、魚沼市高倉の五輪峠から北東へさらに登った標高約510mの高台に設置されています。
(513.1mの三角点がある場所のようですが、国土地理院の地図には山の名前がありません。電波塔マークもありません。)
はじめに、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKとBSNが同時に1966年9月、NSTが1979年8月、TeNYが1982年8月、UXが1987年11月です。
先発のNHKとBSNが共用、後発のUHF3社(NST、TeNY、UX)が共用の2グループに分かれて設置されていました。
送信アンテナは、NHK2波とBSNは個別の5素子八木1段3面(上からNHK−E、BSN、NHK−Gの順
←チャンネルの大きい順です。)、UHF3社は共用6L1段3面です。
受信は、NHKは約60m離れた地点で個別の8素子八木、BSNは約250m離れた地点で8素子八木2列、
UHF3社は送信点で共用1.8mグリッドパラボラにて、全社とも弥彦山受けです。
2008年11月に全社同時にデジタル化されました。
デジタル中継局は、アナログ中継局の隣接地に全社共用で新築されたようです。
それでは、現在の様子を遠景画像で紹介します。
魚沼市穴沢地内の国道252号線沿いから見た遠景です。(魚沼市役所入広瀬庁舎から南へ約450m地点から)
拡大しました。
さらに拡大しました。 遠方ですが、中継局の様子が分かります。
福山峠の東側、県道356号線沿いから見た遠景です。(福山峠へのT字交差点から東南東へ約1.5km地点から)
拡大しました。
さらに拡大しました。
2方向からの撮影ですが、当中継局では、新潟県でよく見かける壁面の各社のロゴは、無いようです。
ここでデジタル中継局について書いておきます。
局舎・鉄塔は全社共用です。送信アンテナも全社共用6L1段3面、受信も送信点にて全社共用4mグリッドパラボラにて、
弥彦山を放送波受けです。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | BSN | NST | TeNY | UX |
チャンネル | 4ch | 10ch | 6ch | 61ch | 59ch | 57ch |
出力 | 3W | 3W | 3W | 10W | 10W | 10W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | BSN | NST | TeNY | UX |
チャンネル | 16ch | 14ch | 18ch | 34ch | 36ch | 38ch |
リモコン | 1 | 2 | 6 | 8 | 4 | 5 |
出力 | 各局とも | 1W |
©2023 送信塔見て歩きWeb