送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ コミュニティFM
燕三条エフエム放送(ラヂオはーと)
燕三条エフエム放送は、燕市にあるコミュニティFM局です。燕市、三条市などをサービスエリアとして放送をしています。
開局は1998年9月です。愛称を「ラヂオはーと」としています。
当ページでは、本局を紹介しています。 2023年5月訪問の下田中継局は、こちらから。
開局当初は、送信アンテナを北陸自動車道「三条燕IC」近くのビル屋上に設置していましたが、現在は移転しています。
最初は、2002年11月撮影の移転前の送信アンテナです。
送信アンテナを拡大しました。 U型3段です。
この画像は、2005年8月撮影です。 北陸自動車道から。
この画像は、2007年8月撮影です。 同じく、北陸自動車道から。
なお、このアンテナは、現在もそのまま存続しており、予備施設となっているようです。
市町村合併により、燕市・三条市ともに面積が広がったため、2006年4月に送信所を三条市の大崎山公園(永明寺山・ようめいじやま)に
移転しサービスエリアが拡大されました。また、山間地にある旧下田村(しただむら)向けには、下田中継局も設置されました。
今回(2018年4月)は、大崎山公園の送信所を見てきました。ご覧ください。
2023年5月訪問の下田中継局は、こちらから。
細い車道を登って行くと、20〜30台の車が止められそうな駐車場に到着します。(雰囲気からして駐車の需要があるとも思えませんが・・・。)
なお、桜が有名な場所らしいので、その季節は賑わうと思われます。
展望台入口です。奥へ進みます。
庭園を抜けると展望台と若干の遊具がある広場へ出ます。
下から見上げてみました。
局舎は階段下スペースにあります。 エアコンの音がします。 |
局舎から同軸ケーブルが上へ伸びています。 |
支柱に機器が付いています。 |
銘板です。 周波数と製造年月が確認できます。 |
機器の下部の表示です。 |
表示によると、1:9に電力分岐されているようです。
上段の市街地向きの2段八木は、STLかと思っていたら、これも送信アンテナなんですね。
形式は、5素子八木2段1面+3素子八木2面と云ったところでしょうか。市街地方向に強く電波を出しているものと予想します。
展望台から見た市街地方向です。奥に弥彦山が見えます。
案内文によると、1887(明治20)年8月19日に、ここ永明寺山山頂で、日本で初めて皆既日食の観測に成功したとのことです。
「黒い太陽(コロナ)」画像も撮影されました。(案内板に掲示されています。)
専門家による観測隊は、三条市のほか、福島県白河市・栃木県黒磯市・千葉県銚子市でも観測していましたが、天候が良かったのは
三条市だけだったようです。
天体観測にも興味がある当方には感動ものですね。 当方も、皆既日食ではありませんが、2012年5月21日の金環日食では、
わざわざ埼玉県まで見に行ったことを思い出しました。
余談ですが、2035年9月2日(日)には、日本で皆既日食が見られるそうです。三条市辺りでは部分日食ですが、
日本海側では能登半島から富山県の一部と新潟県上越地方で皆既日食が見られます。
送信所データ
ラヂオはーと 76.8MHz 20W
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