送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
新潟県・番外編
Ｓ様提供の画像で紹介します。

柏崎市鵜川テレビ共同受信施設組合　　２０２４年６月撮影

新潟県柏崎市鵜川地区は、柏崎市の中心部から国道３５３号で南へ約１３ｋｍ辺りにある集落です。（１９５６年までは鵜川村、
その後、他村と合併し黒姫村、１９６８年に柏崎市に編入された地域です。）
この辺りは自然豊かな土地で、初夏のころには水辺を舞う沢山のホタルを見ることができるそうです。

当地区は、基幹局や中継局からの電波が届かないらしく、ギャップフィラー中継局が設置されています。

まずは送信点から紹介します。

送信点は、３か所に設置されています。（名称は付近の集会所名を充てています。正式名称は未確認です。）

鵜川送信点

当送信点は、国道３５３号から一番近い場所に設置されています。旧鵜川小中学校跡地の一画にあります。
（グーグルストリートビューで見ると空き地の奥の方に見えます。）

遠景です。

鵜川小中学校は１９９５年３月に閉校しています。最近まで残っていた木造校舎は解体されということで、現在は更地です。

別角度からの全景です。

鉄塔の様子です。

送信アンテナを角度を変えて２枚。　無指向性のようです。

機器を角度を変えて２枚。　引き込み部も確認できます。

上野（かみの）送信点

当送信点は、鵜川送信点から西へ約８５０ｍの道路脇に設置されています。（国登録有形文化財の武田家住宅主屋の北側です。）

全景です。　画像を大きく補正しています。

別角度から。　右は防災無線と思われます。

送信アンテナは、こちらも無指向性です。

機器と引き込み部の様子を２枚。

市野新田送信点

当送信点は、市野新田ダムを越え、上野送信点から西へ約１．１Ｋｍの道路脇に設置されています。
（市野新田集会所近く、集落の一番奥辺りです。）

遠景です。　右がＧＦ局です。

拡大しました。　左の無線局は未確認です。

送信アンテナを角度を変えて２枚。　こちらも無指向性です。

機器です。

３か所の送信設備は、同じ機器を使用しているようです。

最後に受信点です。

受信点は集落の北方、中山峠のすぐ北、国道３５３号から少し入った場所に設置されています。（グーグルストリートビューで見ると
国道から奥の方に確認できます。）

遠景です。

全景を角度を変えて２枚。

弥彦山を受信しています。（鵜川地区は、この中山峠を含む山並みの陰になり弥彦山の電波を受信できないようです。）

上記と同じ位置からの受信アンテナの拡大です。

形式は、２０素子リングアンテナです。

機器も上記と同じ位置から２枚。　当受信点は、３か所の送信点共用の設備と思われます。

中継局データ