送 信 塔 見て歩き
山梨県 ・ 中継局
U様提供の画像で紹介します。
西原テレビ中継局 2010年1月、2010年6月撮影
西原(さいはら)中継局は、上野原市西原の大羽根峠に設置されています。
西原地区の中心部から西北西に約2km辺りの場所です。(上野原市の中心部からは約14kmです。)
また、すぐ東側は東京都檜原村と云う位置関係です。
最初にアナログ時代の様子です。
当中継局は、NHKのみの設置です。開局は1973年9月です。自立鉄塔にボックスと云う形式です。
送信アンテナは2波共用4L1段1面+2L1段1面+3mグリッドパラボラの構成です。
(このうち3mグリッドパラボラは、子局の丹波山<たばやま>中継局送り用かと思われます。)
受信は、送信点で2波共用4mグリッドパラボラにて棡原<ゆずりはら>中継局受けです。
なお、当中継局では、1994年5月に送信チャンネルの変更があったようです。
2010年2月にデジタル化されました。
それでは、デジタル化当時の画像で紹介します。
最初は、デジタル化後の2010年6月の様子です。

遠景です。

全景です。 奥が親局がある棡原中継局方向、手前側が丹波山中継局方向です。
|  上段のパラボラです。棡原FX受けのTTLです。 |  下段のパラボラです。 丹波山中継局送りのTTLです。 | 
ここからは、デジタル開局直前の2010年1月の画像です。
|  全景です。 中継局自体は完成しています。 合成 |  アナログ(左)とデジタル(右)の各鉄塔の拡大です。 | 
|  2010年1月撮影 |  2010年6月撮影 | 
子局の丹波山中継局は2010年7月の開局につき、1月時点ではTTL送信パラボラがまだ取り付けられていません。

奥に見えているのはアナログ中継局です。
こちら向きの3mグリッドパラボラは、丹波山中継局送り用の送信アンテナ(放送波)です。
ここで、デジタル中継局の説明です。
デジタルでもNHKのみの開局です。中継局はアナログ隣接地に鉄塔・局舎とも新築されました。
送信アンテナは2波共用4L1段1面+2L1段1面の構成です。
アナログでは、大きなパラボラも設置されていましたが、デジタルでは子局の丹波山中継局への番組伝送はTTLに
なりましたので、大きなパラボラはありません。
受信は、1.2mプレートパラボラにて棡原固定局をTTL受けです。
当中継局には、丹波山中継局へTTL伝送するための固定局が併設されています。
中継局データ
| アナログ | NHK総合 | NHK教育 | ||||
| チャンネル | 48ch | 50ch | ||||
| 出力 | 各局とも | 3W | 
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
| デジタル | NHK総合 | NHK教育 | ||||
| チャンネル | 38ch | 40ch | ||||
| リモコン | 1 | 2 | ||||
| 出力 | 各局とも | 0.3W | 
当中継局は、アナログ・デジタルともNHKのみの置局です。
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