送 信 塔 見て歩き
山梨県 ・ 中継局


南部テレビ中継局  2019年5月撮影

南部中継局は、山梨県の南部、南巨摩郡南部町塩沢の高台に設置されています。
ちょうど国道52号線の塩沢トンネルの上あたりです。

最初にアナログ時代の様子です。開局は、NHKが1969年3月、民放2社は同時に1980年3月に開局しています。
局舎はNHKと民放の2グループに分かれいますが、鉄塔は共用です。
送信アンテナは、6L1段2面+4L1段1面の構成て、上段がNHK2波共用、下段が民放2社共用です。
受信はNHKは2波個別に8素子八木、YBSは8素子八木2列にて、この3局は下部中継局受け。
UTYは3mグリッドパラボラにて身延中継局受けです。

2008年8月にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を紹介します。


富士川対岸から見た遠景です。

同じ場所からの拡大です。

遠景画像の撮影日と直接訪問をした日が異なります。 直接訪問をした日は雨が降っていました。


ふもとに車を止め、登りきったところで中継局が見えました。

別角度からの全景です。

 


敷地の様子です。 看板等は見当たりません。

 

鉄塔上部を角度を変えて2枚。 鉄塔はアナログ時代からの継続です。

また、当中継局では、デジタルは全社親局が身延中継局に統一されましたので、グリッドパラボラもUTY単独から
全社共用になり、アナログ時代から継続使用ではないかと推察されます。

 

NHK・民放とも デジタル化時は、アナデジ共用アンテナでした。現在もそのままなのかは未確認です。 角度を変えて2枚。

 


局舎が90゜の位置で対面しています。

 


YBS・UTY共用局舎です。アナログからの継続のようです。

NHK局舎です。デジタル化時に新築のようです。

 


表札です。

NHKの表札は、正式局名の「南部」ではなく「甲府南部」になっています。

NHKの表札に なぜ甲府の文字が入っているのでしょうか、もしかして甲府放送局の略(?)。でも、これだと甲府市内の南部にあるように見えます。

 


局舎の間に見える支柱が気になります。

この支柱、アナログ時代の送信鉄塔の名残なのかと確認すると、そうではありませんでした。
送信鉄塔まで長いので、単なるラックの支え(?)

 


その支柱に銘板があります。 思った以上に暗くブレてしまいました。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 YBS UTY
チャンネル 51ch 49ch 53ch 55ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 YBS UTY
チャンネル 41ch 46ch 47ch 44ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

©2019 送信塔見て歩きWeb