送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
山梨県・中継局
Ｓ様提供の画像で紹介します。

道志テレビ中継局　　２０２３年９月撮影

道志中継局は、南都留郡道志村にある菜畑山（なばたけうら）の南側中腹（標高約１０７０ｍ地点）に設置されています。

グーグルストリートビューで見ると中継局付近まで舗装された道が続いています。
（ただし、幅が狭いです。終点で回転が可能のようです。）

最初にアナログ時代の様子です。

開局は、ＮＨＫが１９７０年１１月、ＹＢＳとＵＴＹが同時に１９９２年年４月です。
開局時期が大きく離れていますが全社共用中継局です。資料では民放開局の２年後にＮＨＫが
同居したように読み取れます。（民放局舎が余裕を持って、大きく造られたのかは未確認です。）

送信アンテナは、全社共用４Ｌ１段２面です。
受信は、各社とも菜畑山山頂のすぐ北側斜面で、ＮＨＫとＹＢＳは３波共用２．４ｍグリッドパラボラにて、
都留中継局受け、ＵＴＹも２．４ｍグリッドパラボラにて、こちらは大月中継局受けです。

２００９年８月にデジタル化されました。デジタル中継局は、アナログ中継局の隣接地に全社共用で新築されました。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。

全景と鉄塔です。

送信アンテナは、４Ｌ１段２面です。　ＮＨＫ２波共用とＹＢＳ・ＵＴＹ２社共用の２セットに分かれています。（上段がＮＨＫ）

国道４１３号線沿いをカバーしています。　角度を変えて２枚。

ところで受信点は、送信点からさらに登り、菜畑山の山頂を越え、西側へわずかに下がった場所（標高約１２５０ｍ地点）に
設置されています。（アナログと同じ場所ですが、各社少し離れた場所のようです。）

ＮＨＫは２波共用３ｍグリッドパラボラにて都留中継局放送波受け、ＹＢＳは３ｍグリッドパラボラにて同じく
都留中継局放送波受け、ＵＴＹは２．４ｍグリッドパラボラにて大月中継局放送波受けです。
（受信点からのケーブル長さは、約７００ｍのようです。）

こちらのブログに、受信パラボラの画像があります。

局舎を角度を変えて２枚。

表札です。

鉄塔の銘板です。

ＧＰＳとモニターアンテナです。

杭があります。

国道から林道に入り、しばらく進むと鹿除けのゲートがあります。
出入りの際には戸締りを忘れずに。（グーグルストリートビューでも確認できます。）

中継局付近にある山頂への道しるべです。

車道終点辺りにある無線局です。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。