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神奈川県 ・ 中継局


城ケ島テレビ中継局  2019年9月撮影

城ケ島中継局は三浦半島の南端、橋で半島と繋がっている「城ヶ島」の高台に設置されています。 なお橋は有料で 島に入る時に
100円支払います。(往復で100円、普通車の場合)

当中継局は、アナログ・デジタルともNHKのみの置局です。島の北側と対岸の三浦市南部をエリアにしています。

最初に、アナログ時代の中継局の説明です。

開局は1972年9月です。送信アンテナは、2波個別の4L1段1面(垂直偏波)です。(上段がG、下段がE)
受信は2波個別の8素子八木にて東京タワー受けです。

2010年12月にデジタル化されました。

それでは、画像で現在の様子を紹介します。



城ヶ島大橋を渡っていると中継局が右側に見えます。 ドライブレコーダからの切り出しにつき見辛いです。ご了解ください。


車は県立第1駐車場に止めると便利です。
島内の駐車場は有料です。(1回止めると、どの駐車場へ移動しても1日450円で止められます。<1dayパスポート> 2019年9月現在)

駐車場から平坦な道を進むため標高を感じませんが、海面からは50m程度の高さがあると思われます。
中継局は東西に長い島の中央部、藪の中にあります。歩く路地は、両側が背丈以上の草木で覆われ、まるで迷路のようで、
自分がどこに居るのか判然としません。また、畑作業をしている人が突然居て、びっくりです。

そんな迷路のような散策道(?)沿いに中継局が突然姿を現します。

全景です。 少し角度を変えて2枚。

北側からの撮影です。 午前中の訪問で逆光気味です。 当中継局は、晴れた日では夕方の訪問が良いようです。

 


こちらは、南側からの撮影です。 草木が高く鉄塔下部や局舎も見えません。

 

鉄塔を4方向から撮影しました。

 

送信アンテナの拡大です。角度を変えて3枚。

 


局舎です。 表札などは無いようです。

局舎屋上にGPSがあります。

 


2基のパラボラです。

独立鉄塔の銘板です。 潮風にヤラレテいます。
送信鉄塔と独立鉄塔に2基のオフセットパラボラ(垂直偏波)があります。

ダイバシティ受信なんでしょうか。パラボラは北西向きです。湘南平受け?。(未確認です。)

 


少し西側へ進んだモニュメントのある場所からの遠景です。


ここからは城ヶ島の風景です。  島の南側海岸です。


馬の背洞門と呼ばれる場所です。

その付近からの西方向です。

 


島の西側「城ヶ島灯台」です。


ところで、城ヶ島の「ケ」ですが、島の名前には大きい「ケ」も小さい「ヶ」も両方使われています。
当ページでは中継局名を「城ケ島」としました。(NHK横浜のHPでは、中継局名は「城ヶ島」になっています。)

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育
チャンネル 51ch 49ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育
チャンネル 13ch 15ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

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