送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
神奈川県・中継局

箱根湯本テレビ中継局　　２０１９年５月撮影

箱根湯本中継局は、箱根町の中心部の南側の高台、ゴルフ場付近に設置されています。今回は、ふもとからの撮影です。

最初にアナログ時代の様子です。

アナログ時代は、ＮＨＫのみの置局でした。開局は１９６７年８月です。送信アンテナは２波共用４Ｌ１段２面（垂直偏波）。
受信は、送信点でＧは８素子八木２列、Ｅは８素子八木１基にて東京タワー受けです。

２００８年４月にデジタル化されました。デジタルでは、東京民放５社とＴＶＫも同時に開局しています。

箱根湯本郵便局前からの撮影です。正面の高台に見えます。（真正面の鉄塔は送電鉄塔です。中継局鉄塔は、そのすぐ右です。）

拡大しました。

さらに拡大です。　ちょうどこちら側の樹木が伐採され、２基のグリッドパラボラが見えます。

鉄塔の拡大です。　この鉄塔は、アナログ時代からの継続使用と思われます。局舎は全社共用の新築らしいです。
アナログアンテナは、デジタルの下にあったようですが、デジタル化時に下げたのでしょうか？

送信アンテナは、４Ｌ１段２面（垂直偏波）です。

受信パラボラは、３ｍグリッドが２基です。

他サイトの画像を参照すると、アナログアンテナはデジタルよりもチルト角が下向きです。
ということは、デジタルのほうが、やや遠くまで電波を飛ばしているようです。

また、パラボラの向きが微妙に異なります。
上段がＮＨＫと東京民放５社共用の東京スカイツリー放送波受け、下段がＴＶＫ単独の鶴見放送波受けです。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。